【今更聞けない】エストレヤの定番タイヤと空気圧を紹介!


サイズやメーカーはどれを選べばいい?
そんな悩みをもったあなたのために
”エストレヤのタイヤサイズと定番タイヤ””空気圧”についてまとめました。
この記事でわかること
- エストレヤのタイヤサイズ
- オススメの定番タイヤ
- 適正な空気圧(サービスマニュアル記載)



タイヤサイズ
まずエストレヤのタイヤのサイズですが
どの年式も同じサイズ
となっています。
タイヤサイズを調べたい時は”タイヤの側面”を見てください。
そこに
〇〇/〇〇-〇〇
という数字が書かれていて、それがタイヤサイズです。
〈参考画像↓〉
フロントタイヤ
フロントタイヤのサイズは
90/90-18
リヤタイヤ
リヤタイヤのサイズは
110/80-17
タイヤを選ぶときはまずこの数字を基準の選びます。
タイヤをサイズアップ(太く)するには?



でもインチを変えたりする改造はしたくない
そんな時は下記の条件を守っていればできます!
- 「タイヤの適応してるリム幅」と「ホイールのリム幅」が合ってること
- 「タイヤの外径」が大きく変わらないこと
- 周りのパーツなどに干渉しないこと
まず周りのパーツに干渉しないことは
エストレヤに限らずバイクでタイヤを変えるときの基本になります。



どんな問題が起こるかわからないから危険!
タイヤとホイールの”リム幅”
エストレヤのホイールのリム幅(純正)は
- フロント→1.85
- リア→2.15
となります。
タイヤを変えるときはタイヤ側の”許容リム幅”が合ってるかを確認します。
このリム幅が合っていれば一応タイヤを取り付けることは可能
例えば
TT100GP(rear) | 110/90-17(純正) | 120/90-17 |
標準リム幅(inch) | 2.50 | 2.75 |
許容リム幅(inch) | 2.15-3.00 | 2.15-3.00 |
幅(mm) | 117mm | 124 |
外径(mm) | 637mm | 633 |
(DUNLOP公式サイトを参考に作成)
12/90-17の方は標準リム幅が2.75だけど
許容リム幅が2.15-3.00なのでエストレヤのリム幅(2.15)でもいけるので
タイヤ幅を110→120へ変更しても一応大丈夫ということになります。
TT100GPについて詳しく知りたい方はこちら
それに対して
GS-19(Rear) | 110/90-17(純正) | 130/80-17 |
標準リム幅(inch) | 2.50 | 3.00 |
許容リム幅(inch) | 2.15-3.00 | 2.50-3.50 |
幅(mm) | 112 | 127 |
外径(mm) | 636 | 647 |
(IRC公式サイトを参考に作成)
130/80-17の標準リム幅は3.00
許容リム幅は2.50-3.50なので
エストレヤのリヤタイヤには合いません。
GS-19について詳しく知りたい方はこちら
注意ポイント
下手にサイズを変えるとどんな影響が出るかわからなので
交換時はちゃんとサイズの合ったものを選ぶようにしましょう。
「外径」が大きく変わらないこと
タイヤの外径を変えると”速度”や”走行距離”に影響が出てきます。
バイクは基本、フロントタイヤから速度や走行距離を計測して
メーターに表示したり、累計を計算していきますが
外径を変えるとこれらに影響が出る可能性があります。
メモ
例えば
タイヤを純正の17inchから19incに変えた場合
19/17 = 111.7% になるので四捨五入すると
約112%となります。
10km/hの時、実速度は11.2km/h
30km/hの時、実速度は33.6km/h
というようにメーター表示と実速度に誤差が生じます。
※ざっくりとした計算なので状況や条件によって変わります。
詳しい外径を計算したい場合はこちら
外径を変えたい場合はショップと相談しながら行うと
色々相談できるので
不安な方は一人でやらず専門の方に依頼しましょう。
定番のオススメタイヤ
エストレヤで定番のタイヤといえば3つ
- DUNLOP TT100GP
- IRC GS-19
- BRIDGESTONE ACCOLADE
DUNLOP TT100GP
マン島T.Tを初め、世界のレースシーンで数々の栄光に輝いたTT100の伝統のパターンをベースに、
現代のテクノロジーを惜しみなく注入した、ビンテージスポーツ・タイヤ
日本一周の後半ちょっとの間使っていたタイヤ
高いグリップを誇るが、その反面、
耐摩耗性は低くタイヤの需要は低い。
雨の日でも高いグリップ力があるので安心して走れます!
コーナーでの安心感が欲しい・ちょっとゴツ目のタイヤが欲しい方にオススメ!
IRC GS-19
スポーツ系コンパウンドを採用し、クラシカルなバイクやビンテージマシンにもフィットする
パターンデザインを採用したGS-19。ツーリング使用をあらかじめ意識し、天候や路面状況の変化によって遭遇する
さまざまなシチュエーションにも対応できるよう、高いウェット性能とタイヤ剛性を確保している。
僕が日本一周する時の大部分に使用したタイヤで
グリップ力や耐摩耗性もなかなか良いです!
TT100GPに比べると見た目がクラシックな感じで
若干細く感じます。
万能タイヤなので街乗り・ツーリング
どちらをメインにしていてオススメできます!
BRIDGESTONE ACCOLADE
エストレヤの純正タイヤに採用されている
BRIDGESTONEのACOOLADE(アコレード)
カスタムメイドのためのワンアイテム。
クラシカルバイクでの楽しい走りが味わえるパタン、機能が持ち味
紹介した3つのタイヤの中で一番見た目がクラシックよりのタイヤなのが特徴
純正というだけ合って耐摩耗性がかなり高い方になる反面、
グリップ力はやや劣る。
普段街乗りがメインで、取りクラシカルな雰囲気を楽しみたい方にオススメ
どれが一番オススメ?
グリップ力や耐摩耗性に若干違いは出るとはいっても
極端に使用感が変わるほどというわけでもないので
個人の好みによって選んで大丈夫です!
強いていうなら
- ゴツ目のタイヤがいい→TT100GP
- 万能でほどほどの性能でいい→GS-19
- 純正を使い続けたい→ACCOLADE
といった感じになります。
あとは財布と相談しつつ決めるといいでしょう!
タイヤの空気圧は?
サービスマニュアルに記載されている空気圧は下記の通り
使用条件 | フロント(kPa{kgf/㎠}) | リヤ(kPa{kgf/㎠}) | |
1名乗車 | 一般道 | 200{2.00} | 225{2.25} |
高速 | 200{2.00} | 225{2.25} | |
2名乗車 | 一般 | 200{2.00} | 225{2.25} |
空気圧はサービスマニュアルに記載されているほか、
チェーンカバー横に貼られてるシールに書かれてたりします。
空気圧の管理は”燃費”や”安全走行”に関わってくるので
定期的なチェックをするようにしましょう。
※1ヶ月に1度給油と一緒にやっておくと楽ですよ
おわりに
今回のまとめ
- タイヤサイズ:「フロント 90/90-18」「リヤ 110/90-17」
- タイヤを変えるときは”リム幅”を確認
- 定番は「TT100GP」「GS-19」
- 空気圧:「フロント(200kPa(2.00kgf/㎠)」「リヤ(225kPa(2.25kgf/㎠)」
タイヤは安全走行するためにも定期的なメンテナンスは必要です。
”空気圧”や”スリップサイン”は定期的にチェックして
危なくなる前に交換をするようにしましょう!
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