【Amazonで人気】中華製のバイク用リアボックス55Lを購入してみたレビュー
バイク用のリアボックス欲しいけど有名メーカーのは高いし、中華製って安いけど大丈夫なの?
今回、Amazonで中華製のリアボックスを購入してみたのでレビューしていきます。
以前までSHADの「SH40」を使っていましたが、親へ譲ったのをきっかけに新しく購入したのはこちらのリアボックス↓
Amazonの中でも口コミ数447件とかなり人気のあるボックスですが、実際に買ってみて
- 本当ににおいがキツイのか
- 損しない買い方について
- 買う前に知っておくべきこと
など忖度なしでお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。
WANDAバイク用リアボックスの内容
- リアボックス本体
- バックレスト上下
- 汚れ除去シート(2枚)
- 取り付け用ボルト、ステー、工具
- 反射シート
- カギ(2本)
- 品質保証カード
- 取扱説明書(日本語対応)
今回購入した「WANDAバイク用リアボックス(55L)」のスペックは以下の通り。
メーカー | WANDA |
---|---|
価格 | 18,980円 20,980円 22,980円 |
容量 | 45L 55L 65L |
カラー | シルバー / ブラック |
重量 | 7.8kg 8.8kg 9.8kg |
防水性能 | IP68(全天候対応) |
※Amazonの紹介画像では「80L」がありましたが、選択肢になかったので今は扱ってないのかもしれません。
中華製リアボックスの中では高い部類ですが、その分口コミが多かったり他の製品と違ってヒンジがアルミ製と価格相応の作りとなっています。
WANDAバイク用リアボックスを選んだ理由
かなり悩みましたが、WANDAのリアボックスに決めた理由はこの3つです。
- 有名メーカーに比べて圧倒的に安い
- 画像付きのレビューが多かった
- ボックスのヒンジがアルミ製 ← 一番の決め手
有名メーカーに比べて圧倒的に安い
有名メーカーの同じような形状・容量と比べて圧倒的な安さ。
GIVI(58L) | 90,200円 |
---|---|
SHAD(55L) | 92,400円 |
WANDA(55L) | 20,980円 |
GIVIやSHADなどは同じ容量だと約4.5倍の価格もするだけじゃなく、ボックスを取り付けるベースが別売りでさらに2〜3万円するので気軽に買えるものじゃないですよね。
それに比べて中華製は2万円でベースだけじゃなく、バックレストもついてるのでかなりお買い得。
さらにWANDAは頻繁にクーポンを配布したり、セールをしているので定価よりも安く購入できます。
詳しくは記事後半のこちらで解説しています。
画像付きのレビューが多かった
いろんなバイクに取り付けた画像付きのレビューが多く、以下のことを知れたのは大きいですね。
- バイクへの取付けたときのイメージ
- 大体の容量(何が入るか)のイメージ
- 加工した場合のやり方などのイメージ
今回はヘルメットを入れるために探していたので、ヘルメットの種類やサイズと画像を載せてるレビューはとくに参考にさせてもらいました。
ボックスのヒンジがアルミ製
正直これが一番の決め手だったと言ってもいい「アルミ製のヒンジ」。
他の中華製リアボックスはボックス本体と蓋をつなぐヒンジがプラスチック製で強度に不安があったんですが
WANDAのリアボックスはヒンジまでアルミ製のものだったので購入しました。
毎日使うからこそ細かい部分もこだわりたいですからね。
【どのくらい入る?】55Lリアボックスの収納容量
リアボックスで気になるのは「どのくらい入るのか」「どんなものが入れられるのか」ですよね。
55Lのリアボックスには
システムヘルメット(XLサイズ)+レインコート
を入れてもまだまだ余裕があります。
さらに18Lのリュック(41×29×18cm)がすっぽり入るので、通勤通学だけじゃなく日常の買い物や1〜2泊程度のツーリングにも十分対応できる容量ですね。
また他にも口コミを見てると、
- 65L → ヘルメットが2つ
- 80L → スーパーの買い物カゴ
が入るようなので、購入の参考にしてみてください。
【雨の日は大丈夫?】中華製リアボックスの防水・防塵性能
バイクに乗っていて困るのが突然の雨。
ボックスの中に入れても中に浸水してきたら意味がないですよね。
WANDAのリアボックスは商品ページによると「IP68」
これは、
- 防塵等級→6
- 防水性能→8
という意味で、防水性能8は”水深1mに30分間沈めても浸水しない”とされています。
ボックスの中をみるとプレートのつなぎめをコーキングして対策もされていました。
何回か大雨の日にカバーをかけず放置したところ全く浸水しなかったので雨程度であれば問題ないですが、
試しにジェット水流など強めにかけたら背中側から少し浸水したので
購入後はお風呂で水をかけてコーキングの甘い部分がないかチェックしたほうが良さそうです。
この程度なら自分で十分対処できますからね。
もし浸水してしまった場合の対処法
もし浸水してしまった場合は
- 蓋のパッキン(ゴム部分)の破損から
- ボルト周りの隙間から
- プレート同士の隙間から
が原因として考えられます。
パッキンの交換はむずかしいのでメーカーに初期不良として報告し、本体自体を交換してもらえないか問い合わせてみましょう。
ボルト周りからの浸水も同じように問い合わせてもいいですが、この程度なら自分でコーキングして塞ぐのもアリです。
とくにヒンジの取り付け部分や、蓋の開け過ぎ防止ストッパー(ワイヤー)の固定部分、プレート同士の接続部分などは要チェックですね。
浸水対策にはボンドタイプが初心者でも簡単に使えるのでオススメですよ!
見た目への影響を減らすために”内側”から塗りましょう。
自分で工具を用意しておけば、取り外したいとき・位置を調整したいときなどにも使えるので持っていて損はないですよ。
中華製のリアボックスを購入前に知っておきたいこと
中華製のリアボックスの購入を考えているなら、以下のことは注意しておいてください。
- 取付け用の工具を用意する
- 内張が独特のにおいする
- 保証期間を延長する
- 万が一カギを折った場合
取付け用の工具を用意する
付属品の工具は”ないよりはマシレベル”なので、正直これで取り付けようとすると全然うまくいかずストレスが溜まります。
なので、安いのでいいから「六角レンチ」「レンチ」は用意しておくことを強くオススメします。
試しに付属品を使ってみたけど、使い物にならなくてすぐにやめました。
固定ボルトのサイズは
- 六角ボルト:4ミリ
- ナット:10ミリ
なので、以下の工具があれば十分です。
近くにホームセンターがあるならそこで買ってもOKです。
内張が独特のにおいする
口コミでもよく見かけた”におい”についてですが、これは完全に個人差・個体差がありますね。
届いたボックスは「あ、新品ってこういうにおいするよね」程度で気になるほどじゃなかったけど、
人によってはにおいがキツくて天日干し+消臭スプレーをかけるほどだったりするようです。
もし内張のにおいが気になるようなら
『数日は天日干し(陰干し)後に、ファブリーズなどをかける』
という対策をしてみてください。
もしくは内張を外して別でインナーポーチを用意するっていうのもアリですね。
保証期間を延長する
付属品の中に「WANDA品質保証カード」があるので、そこからLINE登録して注文番号を送ると保証期間が1年→2年へ延長できます。
初期不良や普通に使っていて壊れるとかもあるので保証期間を延ばしておくと、いざってときに新品交換してもらえることがあるので絶対にやっておきましょう。
最近あった例だと、他で購入した中華製のバイクカバーが購入後1ヶ月で破損してしまったとき問い合わせたら無料で新品を送ってもらえました。
日本一周中にもバッテリーが故障したとき、交換してもらえたこともありましたね。
万が一カギを折った場合
WANDA JPにカギが折れた場合について質問してみたところ”シリンダーごと交換可能”とのこと。
『シリンダーごとの交換は可能です。お手元の取扱説明書や、メーカーに直接ご連絡いただくと、交換用のシリンダーや手続きについて詳しい情報を提供してもらえるかと思います』(返信から抜粋)
メーカーへ連絡したい場合は以下の手順で行なってください。
- 商品ページから販売元を開く
- 「質問する」をタップ
- チャットから連絡する
直接販売元にメールで連絡も可能なので、チャットで解決しない場合はそちらも試してみてください。
メールアドレス:SukaiElec-jp@outlook.com
※問い合わせするときは”製品名”と”注文番号”を事前に用意しておくとスムーズ進みますよ。
ただAmazonの商品ページを見てもGIVIやSHADのように補修パーツの取り扱いがないのと、
シリンダーの構造を見るに交換できるのか不安なのでカギの扱いは注意してください。
WANDAバイク用リアボックスを購入するタイミング
WANDAバイク用リアボックスの定価は表の通りですが、絶対に定価で買わないでください。
容量 | 価格 |
---|---|
45L | 18,980円 |
55L | 20,980円 |
65L | 22,980円 |
なぜならWANDAは「3,000オフクーポン」を発行したり「15〜20%オフセール」を開催しているので、定価での購入は損です。
3ヶ月間の価格推移
「3,000円オフクーポン」や「15%オフセール」はよくあるけど、20%オフセールやっているのを見つけたらかなりラッキーなので狙い目です!
ぼくは15%オフセールのときに購入しました。
WANDAバイク用リアボックスをオススメする人
- バイクに収納スペースがない人
- キャンプやツーリングによくいく人
- 格安でリアボックスが欲しい人
- 配達などの仕事をしている人
大容量のリアボックスをひとつ付けると収納スペースが増えるので、
シート下の容量が小さいスクーターや、そもそも収納スペースがないMTバイクなどに付けると
日常の買い物〜泊まりがけツーリングまで対応できるのでとても便利です。
また、ウーバーイーツなどのバイク配達をしている方であれば
ボックスが四角いので配達用のバッグが固定しやすかったり、ボックスの中に保冷バッグを入れて使用することもできますね。
容量も迷ったら「55L」を選べばまず間違いないです。
日常的にヘルメットを2つ持ち歩いたり、とにかく大容量がいいって方は65Lを選ぶといいですよ。
リアボックスと合わせて買いたいアイテム
リアボックスを買うならセットで持っておくと便利なのが「ツーリングネット」
買い物でボックスに入りきならなかった分を固定したり、キャンプツーリングで寝袋やテントなどを固定するのにも使える便利アイテム。
リアボックスの蓋裏にでも収納しておけば場所を取らないし、いざってときにさっと取り出して使えるので持っておくことをオススメします。
ツーリングネットについてはこちらの記事でまとめているので参考にしてください。
まとめ
中華製のリアボックスって「不良品が来るんじゃないか」「想像と違ったらどうしよう」という不安もありますが、実際は普通に使う分には問題ない場合がほとんどです。
それに万が一、初期不良があった場合でも連絡したら新品へ交換してくれることもあるのでトラブルが起こったときは必ず連絡してみてください。
さらに安いからこそガンガン使い倒せるのもいい点です。
リアボックスは「ダサい」って言われるけど、それ以上にその便利さから一度使ったら手放せないですね!
他にも日本一周した経験からバイク用のアイテムについて解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。