【初心者向け】バイクでソロキャンプに持っていく「寝袋」の選び方
キャンプにおいてテント選びも大事だけど、テントと同じくらい慎重に選びたいのが「寝袋(シュラフ)」
夏は安物でも大丈夫でも、冬キャンプなどはシュラフの選び方によってキャンプの夜を快適に過ごせるかかかってきます。
- 対応温度を間違えてしまい、夜中寒くて何度も起きてしまった。
- 夜寝れなくて翌日寝不足で帰りの運転が危なかった
なんてこともあり得ますし、せっかく楽しいはずのキャンプが辛い思い出になってしまいます。
この記事ではこれからバイクでのキャンプを始めたい方に向けて快適にキャンプを楽しんでもらえるよう”バイクキャンプに向いてる寝袋(シュラフ)の選び方”をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- バイクキャンプにオススメの寝袋
- 寒い季節の寝袋の選び方
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
キャンプで快適に過ごすには寝袋選びにかかってる
キャンプをする時しっかりと選びたい「寝袋(シュラフ)」
シュラフ選びを間違えてしまうと、夜寒くて何度も起きて寝れず、翌朝寝不足で・・・ということもあり、せっかくの楽しいはずのキャンプが辛い思い出になってしまいます。
また、寝不足になるということは帰りの運転で注意散漫になってしまい、事故ってしまうことだってあり得るのでシュラフ選びは慎重にしましょう。
とはいえ、ネットを見ると安いものから高いものまで様々なシュラフがあり初心者からすると
「一体どれを選べばいいの?」
「高いものと安いものじゃ何が違うの?」
と迷ってしまいますよね。
シュラフには「封筒型」と「マミー型」の2種類ある?!
シュラフの形は大きく分けて2種類「封筒型」と「マミー型」があります。
- 封筒型:安価で夏場に活躍する
- マミー型:高価だけど保温性が高く冬場に活躍する
寝袋にもかけ布団にもなる封筒型
上からみるとまるで封筒のような長方形になっている「封筒型」
ジッパーを解放するとかけ布団にもなり、複数枚をシュラフをジッパーで繋げて使用することもできるタイプがあります。
マミー型に比べて保温性は劣りますが、安価なものが多く夏にオススメのシュラフ。
保温性に優れた冬向きのマミー型
シュラフと聞いて真っ先にイメージする人が多いのがマミー型。
寝ている姿がまるで”ミイラ(mummy:マミー)”のようだということでマミー型と言われています。
登山や寒い時期のキャンプなどに向いているので、秋〜春にかけてキャンプする方はこのマミー型をオススメします。
夏キャンプはNaturehikeの寝袋がオススメ
夏場のキャンプは登山など標高の高い場所に行かないかぎり
ここで紹介してるNaturehikeの封筒型シュラフで十分対応できます。
僕も日本一周中で5月〜8月下旬くらいまではこのシュラフにお世話になっていました。
このシュラフの使用温度は
- 快適温度:22℃
- 最低温度制限:15℃
- 危険温度制限:8℃
になっていて、外で白い息が出る程度の気温(13℃前後)の場合は少し着こまないと足先や体が冷えて夜起きてしまうので、そこは注意してください。
また、このシュラフはジッパーを解放することで大きなブランケットとしても使用でき、冬場焚き火で温まりながら使用することもできます。
キャンプ系の道具を紹介してるYouTuberのモロケンGOさんもキャンプを始めたい人向けに紹介されています。
- 夏にしかキャンプに行かない人
- とにかく出費を抑えたい人
- 冬のブランケットとして使用したい人
安物のシュラフの中には収納サイズがめちゃめちゃ大きくて、ツーリングキャンプに向かないものがありますが、このNaturehikeのシュラフは非常にコンパクトで持ち運びが楽です。
価格も手頃なので「とりあえず安いシュラフが欲しい」という方はこれを選んでおけば間違いないですね。
僕は身長173cmがっちり体型ですが、ストレスなく使用できています。
冬キャンプはモンベルやナンガの寝袋がオススメ
秋〜春にかけてキャンプをするならシュラフは一番お金をかけるべきアイテムです。
冬用のキャンプではmont-bellやNANGAなど信頼できるメーカーのものをオススメします。
厳冬期の登山や北海道などへキャンプする場合は別ですが、
- 0℃以下ではキャンプしない
- 厳冬期の登山では使わない
- 雪が降る中ではそもそもキャンプしない
そういう方にはmont-bellのアルパインダウンハガー800#2がオススメ!
価格も3万円代とコスパが良く幅広いシーズンに対応しています。
使用温度は以下のようになっています。
- コンフォート(快適)温度:0℃
- リミット(使用可能)温度:-6℃
- エクストリーム(危険)温度:-24℃
これは僕自身が日本一周で10月〜12月の間使用し、知り合いの2月〜12月まで毎日野宿をしていた自転車日本一周の旅人からのオススメという経験に基づいています。
より詳しくこのシュラフのレビューについて知りたい方は以下のページで詳しく解説されているのでチェックしてみてください。
ダウンハガー800#2は公式HPでもネットに取り扱いが見当たらないので、購入検討するときは店頭を探してみてください。
冬キャンプでは「シュラフカバー」を必ず併用しよう
冬キャンプでは少しでも保温性を高めるために「シュラフカバー」を活用しましょう。
シュラフカバーを使用することで「シュラフ (空気の層)シュラフカバー」といった感じになり、シュラフ本体とカバーの間に空気の層ができ2℃ほど保温性が上がると言われています。
また、シュラフカバーをすることでシュラフが汚れたりテント内の結露で濡れることを防いでくれます。
シュラフは濡れると保温性を失ってしまうため、寒い季節に行うキャンプでは必ず持っていきましょう!
使った後は”乾かす”ことを忘れずに
いくら外側からの結露や湿気を防いでくれるとはいえ、使用する場所や気温によってシュラフカバーの内側に起こる結露はどうしても防ぎようがありません。
寝ている間にこのカバー内側の結露でシュラフ本体が濡れてしまうので、朝起きたらまずは太陽に当てて乾かしてあげましょう!
しっかり乾いてから収納してあげるようすることをオススメします。
自宅で乾かすことができるならちょっと濡れていても大丈夫ですが、忘れてそのまま放置だけは避けましょう。
寝袋の洗濯は自宅でも簡単にできる!
1シーズン使ってしばらく使わなくなるときはしっかり洗ってから保存するようにしましょう。
化学繊維のシュラフなら洗濯機に入れてそのまま洗うことができますが、ダウンのシュラフだと生地を痛めてしまう可能性があるので洗うときは専用の洗剤を使用して手洗いやりましょう。
洗濯から乾燥まで大体2時間くらいあればできるので、少しでも出費を抑えたい場合はオススメです。
自宅で難しい場合は、クリーニング業者に依頼するのもアリです!
おわりに
今回は『【季節別に紹介】バイクでソロキャンプに持っていく「寝袋」の選び方』についてまとめてみましたがいかがでしたか?
キャンプにおいて寝袋(シュラフ)は快適に過ごすための大切なアイテムなので、特に冬キャンプするときはしっかりしたものを選ぶようにしましょう。
- 夏はNaurehikeのシュラフで十分使える
- 冬はmont-bellやNANGAなど信頼できるメーカーがオススメ
- 収納時のサイズは必ずチェック
- 迷ったらmont-bellのダウンハガー800#2がオススメ
- 冬はシュラフカバーを併用
- 使用後は乾かしてから収納
最後までご覧いただきありがとうございます。
他にもマットやコット、焚き火台についても紹介しているのでよかったらチェックしてみてください。