パッと広げてサッと撤収できるコスパ最高のマット「Zライトソル」
・ソロキャンプにマット買いたいけど初心者はどれ選んだらいい?
・オススメのマットを教えて欲しい!
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
結論から伝えると「サーマレスト Zライトソル」がオススメです。
ぼく自身このマットを日本一周で200日以上使い続けてましたし、雨晒しのなか移動してもなんの問題もなく最後まで保ちました。
Zライトソルは丸めるタイプのマットと違い折りたたみ式なので片付けも楽ですし、使うときもパッと広げて使えるので初心者でも扱いやすいです。
ただ買ったばかりはちょっとカタかったり、寒い季節は厳しかったりなどの注意点もしっかり解説していくのでぜひ最後まで読んでいただけらた幸いです。
- Zライトソルの基本情報と使い方
- メリット / デメリット
- オススメの代替品
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
サーマレスト「Zライト ソル」の基本情報
THERMAREST(サーマレスト)とはアメリカのシアトルで生まれたアウトドアブランドです。
Zライトソルはクローズドシェルマットで「簡単に扱えて、持ち運びのしやすいマットがいい!」という方や「バイクか自転車でキャンプをしに行くよ!」という方にオススメのマットです。
使用シーズン | 3シーズン |
サイズ | S:51×130cm R:51×183cm |
収納サイズ | S:51×10×14cm R:51×13×14cm |
重量 | S:290g R:410g |
R直※ | 2.0 |
厚さ | 2cm |
カラー | シルバー/レモン、シルバー/ブルー |
素材 | 架橋ポリエチレン |
価格(税込) | S:¥5,280 R:¥6,820 |
※R直(R-value):断熱性を示す数値のことで、R直が高いほど冷気を伝わりにくくしてくれて寒い中でも快適に寝ることができます。
Zライト ソルの使い方
Zライト ソルの使い方はとてもシンプルで、収納ケースから出したら寝たいところに広げるだけ!
クローズドマットなので空気を入れる必要もなく、たとえ濡れてもさっと拭き取ればすぐに使えます。
少しだけ広げたらクッションとしても使えるのでテントの入り口でご飯を食べる時に便利!
また、Zライト ソルは片面にアルミが蒸着されているので、以下のような使い方もできますよ!
- 暑い時はアルミ面を下にして地面からの熱を遮断
- 寒い時はアルミ面を上にして身体の熱を反射してヒートロストを防ぐ
マットの断熱力の高さは「R値(R-Value)」で表す
マットやシュラフにあるR値(R-Value)は熱抵抗値のことです。
R値が高い=断熱力が高いということになり、熱が外で逃げてしまう熱損失(ヒートロスト)を防いだり地面からの熱を防いでくれたりします。
一般的にこのR値は1〜10まであり、サーマレストZライトソルは公式が発表しているスペックでは「2.0」
これは春〜秋までの3シーズンで使うことができるのに適している値になります。
このR値は”足し算”することができて、例えば「R値が2のマット」と「R値が4のマット」を重ねて使うとR値は6となります。
Zライト ソルをオススメする4つの理由
Zライト ソルをオススメする理由は全部で4つになります。
- 設置・撤収が楽だから気楽に使える
- 優れた断熱性
- 持ち運びが楽
- バイクにつけるとキャンプ感や旅感が出る
1.設置・撤収が楽で気軽に使える
パッと広げて・サッとたためるので初心者でも簡単に扱えます。
また、空気を入れるタイプのマットと違いパンクする心配がないので多少雑に扱える気軽さがありがたいですね!
それに丸めるタイプの銀マットみたいに広げたら丸まってまた広げて・・・なんてことがなく、パッと広げたら広がったまま抑える必要がありません。
2.優れた断熱性
日本一周中ずっとこのマットを使っていたけれど、12月の頭でもこのマット1枚で野宿ができてしまうほどでした!
これは10月の半ばではあるんですけど、こういった使い方をしていましたが、このマットを1枚敷いていれば地面からの熱気や冷気が大して気にならなかったです!
※もちろんシュラフがいいものを使っていて、ブルーシートで風を遮らないときつい時もあったので、あくまで”地面”空の影響を軽減できると思ってください!
冬に使うときは状況に応じてシュラフ(寝袋)をしっかり冬に対応したものを使いましょう。
3.持ち運びが楽
銀マットのいいところは破れて空気が漏れて使えなくなるという心配がないところですね。
多少雑に扱ったり、写真のようにホムセン箱横に紐でくくりつけても破れたり壊れたりしない高い耐久性があるので日本一周中はずっとこうしてました。
4.バイクにつけると旅感を出せる
これはメリットというより個人的な感想になっちゃうんですが、銀マットをつけて走ってるバイクってキャンプや旅してるなっていう雰囲気を出せます。
コットや小さく畳んでカバンの中に入れるエアマットじゃ出せないあの独特の雰囲気も銀マットならではですね!
Zライト ソル使用時の注意点
メリットもたくさんあるZライトソルだけどもちろん使用時(主に買ったとき)の注意点がいくつかあります!
- 慣れるまで凹凸が痛い
- 固定バンドやケースが付属していない
- さすがに真冬にこれ1枚は無理がある
1.慣れるまで凹凸が痛い
Zライト ソルは機能性の面から全体のデザインが凸凹してます。
買ったばかりの新品はこの凹凸が硬いので横になった時に気になってしまうんですね・・・。
これは使い込んでいくうちに柔らかくなって気にならなくなるので最初のうちだけ上から1枚なにか敷くなど対策をとっておくことをオススメします。
2.ケースや固定バンドが付属していない
通販では”本体のみ”で売られていることがほとんどなので、もし写真のような収納袋が欲しいという場合は「別途購入」もしくは「付属して販売しているとこで購入」する必要があります。
↑こんな感じで収納袋が別途用意されているのでこちらを購入してもいいですが、多少雑に扱っても大丈夫なマットなのであまりいらないかと。
それよりもダイソーで売ってるゴム製の固定バンドを1本買って真ん中を抑えるといいですよ!
3.さすがに真冬でこれ1枚はムリ
Zライトソルはあくまで「3シーズン(春・夏・秋)」なので真冬の使用には向いていないです。
もし使うのであれば複数枚重ねてみたり、厳冬期用のシュラフを使うなど対策を行うようにしましょう!
地面からの冷気を軽減する他の方法としては「コット」や「エアーマット」もオススメです。
Zライトソルに変わるオススメのマット
Zライトソルは「定価が6,600円」これを知っておいてくださいね!
2022.03.03時点でAmazonの価格は12,000円と倍になっているので購入は実店舗がいいでしょう。
※2023.08.10でも8,000円と定価より高いので注意してください。
別にZライトソル以外でもいいよ!
というのであれば、以下のようなマットもオススメです!
- モザンビーク アウトドアマット (R値2.6)
Amazonを見ていると
- ZライトソルのR値が公式は2.0なのに2.6と記載されてる
- ZライトのR値が公式は1.7なのに2.2と記載されてる
などが見られるので注意してください。
とはいえ、春〜秋のキャンプならそこまでR値を計算する必要もないので「厚さ」と「価格」で決めるといいと思います!
おわりに
- Zライトソルはパッと広げてサッとたためる
- 空気漏れの心配がないから多少雑に扱っても大丈夫
- 3シーズンなので真冬でに使用は厳しい
- 専用ケースよりダイソーでゴムバント買って抑える方がいい
銀マットはキャンプ初心者でも簡単に扱えるので、これからキャンプ始めるためにマットを探してるという方にオススメですよ!
「マットだけじゃ固くて寝れないよ」という方は厚さのあるエアマットやインフレーターマット、コットなどを試してみてください。
銀マットで寝れない人でもいずれかを使えばキャンプでもぐっすり寝れます。
特にマットの場合は「厚さが5cm以上」を目安にするといいですよ!
それでは楽しいキャンプライフを!
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