【今更聞けない】エストレヤの定番タイヤと空気圧を紹介!
エストレヤのタイヤ交換したいんだけど、サイズやメーカーってどれを選べばいいの?
今回はこんなお悩みにお答えしてきます。
- エストレヤのタイヤサイズ
- オススメの定番タイヤ
- タイヤの空気圧
エストレヤに7年乗り続けて日本一周もしたかきぴーが解説していきます。
【どの年代も同じ】エストレヤのタイヤサイズ
まずエストレヤのタイヤのサイズですがどの年代も同じサイズになっています。
タイヤサイズをチェックするときは、今つけているタイヤの”側面”を見てみてください。
そこに「〇〇/〇〇-〇〇」という数字が書かれていて、それがタイヤサイズです。
フロントタイヤ
フロントタイヤのサイズは「90/90-18」
リヤタイヤ
リヤタイヤのサイズは「110/80-17」
タイヤを選ぶときはまずこの数字を基準の選びます。
タイヤをサイズアップ(太く)するには?
インチ数を変えずにタイヤを太くするには、下記の条件を守って作業するようにしてください。
※ただし実際に行う場合は自己責任でお願いじますね。
- 「タイヤの適応してるリム幅」と「ホイールのリム幅」があってること
- 「タイヤの外径」が大きく変わらないこと
- 周辺パーツに干渉しないこと
まず周りのパーツに干渉しないことはエストレヤに限らずバイクでタイヤを変えるときの基本になります。
他のパーツに干渉してしまうとどんな問題が起こるかわからないので注意しましょう。
エストレヤのタイヤとホイールの”リム幅”
エストレヤのホイールのリム幅(純正)は、次のようになります。
- フロント→1.85
- リア→2.15
タイヤを変えるときはタイヤ側の”許容リム幅”が合ってるかを確認します。
このリム幅が合っていれば一応タイヤを取り付けることは可能です。
TT100GP(rear) | 110/90-17(純正) | 120/90-17 |
標準リム幅(inch) | 2.50 | 2.75 |
許容リム幅(inch) | 2.15-3.00 | 2.15-3.00 |
幅(mm) | 117mm | 124 |
外径(mm) | 637mm | 633 |
例えば12/90-17の方は標準リム幅が2.75だけど、許容リム幅が2.15-3.00なのでエストレヤのリム幅(2.15)でもいけるのでタイヤ幅を110→120へ変更しても大丈夫ということになります。
TT100GPについて詳しく知りたい方はこちら
GS-19(Rear) | 110/90-17(純正) | 130/80-17 |
標準リム幅(inch) | 2.50 | 3.00 |
許容リム幅(inch) | 2.15-3.00 | 2.50-3.50 |
幅(mm) | 112 | 127 |
外径(mm) | 636 | 647 |
それに対して130/80-17の標準リム幅は3.00、許容リム幅は2.50-3.50なので、エストレヤのリヤタイヤには合いません。
GS-19について詳しく知りたい方はこちら
下手にタイヤサイズを変えるとどんな影響がでるかわからないので、交換時はちゃんとサイズが合ったものを選ぶようにしてくださいね。
「外径」が大きく変わらないこと
タイヤの外径を変えると”速度”や”走行距離”に影響が出てきます。
バイクは基本、フロントタイヤから速度や走行距離を計測してメーターに表示したり累計を計算していきますが、外径を変えるとこれらに影響が出る可能性があります。
たとえばタイヤを純正の17インチから19インチに交換した場合は「19/17=111.7%(約112%)」となります。
10km/hで走行したとき実速度は11.2km/h、30km/hで走行したとき実速度は33.6km/hというようにメーター表示と実速度に誤差が生じてしまいます。
※ざっくりとした計算なのでさまざまな条件によって変わります。
※詳しい計算をしたい場合はこちらでできます。
外径を変えたい場合はショップと相談しながら行うと色々相談できるので、不安な方は一人でやらず専門の方に依頼しましょう。
エストレヤ定番のオススメタイヤ
エストレヤで定番のタイヤといえば3つになります。
※タイヤを選ぶときは「チューブタイプ」か「チューブレス」かを必ず確認しましょう。
DUNLOP TT100GP
マン島T.Tを初め、世界のレースシーンで数々の栄光に輝いたTT100の伝統のパターンをベースに、
現代のテクノロジーを惜しみなく注入した、ビンテージスポーツ・タイヤ
日本一周の後半ちょっとの間使っていたタイヤで高いグリップを誇るが、耐摩耗性は低くタイヤの需要は低い。
雨の日でも高いグリップ力があるので安心して走れます!
コーナーでの安心感が欲しい・ちょっとゴツ目のタイヤが欲しい方にオススメ!
IRC GS-19
スポーツ系コンパウンドを採用し、クラシカルなバイクやビンテージマシンにもフィットする
パターンデザインを採用したGS-19。ツーリング使用をあらかじめ意識し、天候や路面状況の変化によって遭遇する
さまざまなシチュエーションにも対応できるよう、高いウェット性能とタイヤ剛性を確保している。
僕が日本一周する時の大部分に使用したタイヤで、グリップ力や耐摩耗性もなかなか良いです!
TT100GPに比べると見た目がクラシックな感じで若干細く感じます。
万能タイヤなので街乗り・ツーリングどちらをメインにしていてもオススメできます!
BRIDGESTONE ACCOLADE
エストレヤの純正タイヤに採用されているBRIDGESTONEのACOOLADE(アコレード)
カスタムメイドのためのワンアイテム。
クラシカルバイクでの楽しい走りが味わえるパタン、機能が持ち味
紹介した3つのタイヤの中で一番見た目がクラシックよりのタイヤなのが特徴です。
純正というだけ合って耐摩耗性がかなり高い方になる反面、グリップ力はやや劣ります。
普段街乗りがメインで、取りクラシカルな雰囲気を楽しみたい方にオススメ!
エストレヤにはどれが一番オススメ?
グリップ力や耐摩耗性に若干違いは出るとはいっても極端に使用感が変わるほどというわけでもないので、個人の好みによって選んで大丈夫です!
あとは財布と相談しつつ決めるといいでしょう!
エストレヤのタイヤの空気圧は?
サービスマニュアルに記載されている空気圧は下記の通り
使用条件 | フロント(kPa{kgf/㎠}) | リヤ(kPa{kgf/㎠}) | |
1名乗車 | 一般道 | 200{2.00} | 225{2.25} |
高速 | 200{2.00} | 225{2.25} | |
2名乗車 | 一般 | 200{2.00} | 225{2.25} |
空気圧はサービスマニュアルに記載されているほか、チェーンカバー横に貼られてるシールに書かれてたりします。
空気圧の管理は”燃費”や”安全走行”に関わってくるので、定期的なチェックをするようにしましょう。
※1ヶ月に1度給油と一緒にやっておくと楽ですよ
おわりに
- エストレヤのタイヤサイズ「F:90/90-18」「R:110/90-17」
- タイヤを変えるときはリム幅をチェック
- 定番は「TT100GP」「GS19」
- 空気圧「F:200kPa(2.00kgf/㎠)」「R:225kPa(2.25kgf/㎠)」
タイヤは安全走行するためにも定期的なメンテナンスは必要です。
”空気圧”や”スリップサイン”は定期的にチェックして危なくなる前に交換をするようにしましょう!
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