タンクバッグは邪魔?!日本一周で使ってみたメリット/デメリットを解説
バイクの積載を増やしたいけど
ボックスをつける以外でいい方法ないかな?
タンクバッグが気になるけど、
いらないって聞くし買っても使えないなら嫌だな
という方にオススメの記事です。
少し前はタンクバッグも役に立っていたけど、
ETCなどができた今の世の中では日の目を浴びることも少なくなってきています。
それでもタンクバッグは使い方次第でまだまだ役に立ってくれるので、
実際にこの記事では日本一周で使った経験をもとにタンクバッグの
メリット・デメリットを紹介していくので少しでも参考になれば幸いです。
- タンクバッグのメリット/デメリット
- 日本一周で使ってみた感想
- 積載量を増やしたいなら〇〇がオススメ
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
タンクバッグとは
タンクバッグはバイクのタンク部分に取り付けるバッグのことで
- マグネットタイプ
- 吸盤タイプ
- ベルトタイプ
- アタッチメント(ワンタッチ)タイプ
などがあります。
バイク用品店などでよく見かけるのは「マグネット式」「吸盤式」ですね。
本体価格もアタッチメント式より安価で手頃に手に入れらるのがありがたいです。
タンクバッグは容量も
- 1ℓ〜20ℓ超え
と様々です。
僕が日本一周に使っていたドッペルギャンガーのターポリンタンクバッグも
マグネットで固定するタイプのタンクバッグで容量は14ℓありました。
タンクバッグのデメリット
- タンクが傷ついてしまう
- バイクのシルエットに影響することがある
- 給油の時に外す手間がかかる
タンクバッグか傷ついてしまうことがある
これはマグネット式のタンクバッグにあることで強力なマグネットを使用しているため砂鉄などがマグネット部分についてしまいタンクを傷つけてしまうことがあるんですね!
対策としてはプロテクションフィルムをタンクに張ったりラップを敷いたりするなどがあります。
プロテクションフィルムは↓こういったもの。
バイクのシルエットに影響する
リアボックスと一緒で、
バイクによってはバイク本来のシルエットを崩してしまうことがあります。
そこは
- 利便性を重視
- 見た目を重視
かで分かれますね。
もちろん、バイクによってはシルエットを崩すどころか逆に似合うこともありまよ!
アドベンチャーバイクなどはフルパニアにタンクバッグをつけていても
似合いますよね。
タンクバッグがちょっと似合わないかな〜と思うときは腰に巻くポーチタイプを検討してみるのもいいですね!
給油の時に外す手間がかかる
タンクバッグの1番のデメリットは
「給油のたびに取り外さないといけない」
ということ。
マグネットや吸盤などはかなりしっかりタンクに固定されているので毎回外すのはなかなか大変です。
しかも雑に外すとマグネット部分についてる砂鉄などでタンクを傷つける可能性もあるのでこれがまた厄介。
タンクバッグのメリット
- 積載容量のアップ
- 跨ったまま荷物へアクセスしやすい
- 簡単に取り付け・取り外しができる
積載量のアップ
バイクはたださえ荷物を詰める場所が少ないので、純粋に積載量を増やせるのはタンクバッグのメリットですね。
「そこまで大きなバッグもいらないし、リュック背負うのもめんどう」
ふらっと走りに行く時などにタンクバッグは重宝します。
財布とカメラと飲み物などをさっと入れてツーリングへ行けるのはタンクバッグの強みです。
跨ったまま荷物へアクセスしやすい
- 高速道路などの有料道路での支払い
- USBでガジェットを充電したい時
- 紙タイプの地図を入れて確認したい
など、ツーリング中に荷物へアクセスしたい場面でタンクバッグはとても重宝します。
簡単に取り付け・取り外しができる
いくらマグネットや吸盤で固定されているとはいえ
シートバッグやサイドバッグに比べて簡単に取り付け・取り外しができるので必要な時だけバイクにつけることができます。
また、旅行先でレンタルバイクをした時など、簡単に取り付けられてスマホのナビやツーリングマップを活用することもできます。
レンタルバイクへ取り付けるときはバイクを傷つけないように注意!
万が一傷つけてしまうと料金を取られる可能性もあります。
タンクバッグの選び方
タンクバッグを選ぶときにまず気をつけたいのが
- バッグに何を入れたいのか
- 使う目的は何か
の2点。
僕みたいに「とりあえず積載増えるしこれでいいかな」といった感じで選ぶと確実に失敗します。
スマホや小物を入れるなら7ℓ前後
「スマホや小物をちょっと入れておきたい」というなら7ℓ前後がオススメ
この大きさなら運転の邪魔にもならず、コインを収納できるポケットがあれば高速道路など有料道路でも十分活用できます。
ツーリングマップを活用したいならマップケース付き
「ツーリングで紙のマップを使うよ」っていう場合はタンクの上部が透明のマップケースになってるタイプがオススメです。
マップを使わないときはモバイルバッテリーを入れておいてバイクから充電しつつ充電状況を確認することにも使えますし
ツーリング先で買ったステッカーなどを保管しておくこともできますよ。
”防水性重視”ならターポリン製バッグ
「レインカバーを被せるのがめんどう」
という方にはバッグの生地が防水性のターポリンバッグがオススメ!
バッグ本体が防水仕様になっているので突然の雨にもしっかり対応してくれます。
※長時間雨にさらすと浸水する可能性もあるので過信しすぎに注意!
”着脱をとにかく簡単にしたい”ならワンタッチ式
給油の時の手間を少しでも減らして簡単に取り付け・取り外しがしたい!
という方にはワンタッチ式がオススメ。
ただ、ワンタッチ式には
- タンクバッグとは別売りのアタッチメントが必要
- 初期費用が高くなる
- アタッチメントは取り付けられる車種が限られる
というデメリットがあるので、あなたのバイクに取り付けができるのか
事前に確認が必要となります。
タンクバッグを使うときの注意点
タンクバッグを使うときは
- 荷物を入れすぎない
- 付属のレインカバーは常に持っていく
- レインウェアは場所を取るのでできればシートに固定
などを注意しておきましょう。
タンクバッグの種類によっては可変式で容量を追加することができますが、荷物を入れすぎるとバランスが悪くなって、固定が甘くなり落下の危険性や運転へ影響が出てしまう可能性があります。
また、タンクバッグには付属のレインカバーがありますが、これは常に入れておき突然の雨に対応できるようにしておきましょう。
運転手が着るレインウェアはどうせ着るときはバイクを降りなきゃいけないのでキャリーコードやツーリングネットでタンデムシートに固定しておくことをオススメします。
日本一周にタンクバッグを使ってみた感想
日本一周にタンクバッグを使ってみた感想ですが
便利だけど荷物が増えたこととサイズ選びを間違えて使わなくなった
といった感じです。
僕は最初、一眼レフや財布・御朱印帳やちょっとした小物を入れていたんですが、後にドローンを買ったりゴープロを新調したりと荷物が増えてタンクバッグではカバーしきれなくなったこと。
エストレヤには選んだバッグが大きすぎでハンドリングに影響が出たこともあって途中から入れるものは
- 財布と飲み物などの小物だけ
と割り切って自作のものへ切り替えました。
積載量アップだけが目的ならシートバッグやサイドバッグがオススメ
「単純にバイクの積載量を増やしたい!」
というのであれば、タンクバッグではなくて
- シートバッグやサイドバッグ、リアボックスがオススメ
これらの方がタンクバッグに比べて容量も大きくたくさん荷物を入れることができるので、ツーリング先で買ったお土産や日常生活で買い物した時の荷物を入れておくことに向いています。
まとめ
- タンクバッグは便利だけどサイズ選びが重要
- ちょっとした小物なら7L前後
- ツーリングマップなど紙マップを使うなら透明ポケットのあるもの
- 防水を重視ならターポリン製のもの
もしあなたがタンクバッグの購入を検討してるのであれば
- 何を入れたいか
をはっきりとさせて、それに合った容量や固定方式のバッグを選ぶようにしましょう。
まずは身近に持ってる人がいればその人に話を聞いたり
バイク用品店へ行って実際に見て触ってイメージを膨らませてから買うことをオススメします。
それでが楽しいバイクライフを!
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