バイクにサイドバッグはいらない?取り付けるメリット3選を解説
バイクにサイドバッグをつけてみたいけど「どれを選べばいいか分からない」「買うときに気をつけることってなに?」
サイドバッグを使ってる人に詳しく教えて欲しい!
といった悩みを持つ方向けにまとめていきます。
リアボックスと同じでサドバッグも「日常〜泊まりのツーリング」まで幅広く活躍する便利アイテムなのでモトカンではぜひ使ってみることをオススメしています。
ただ、初めて買う時って「どれがいいのか」「自分のバイクに合うものは何か」など色々迷うことがあると思います。
- サイドバッグのメリット/デメリット
- サイドバッグを選ぶときの注意点
- 迷ったらこれを選んでおくといいサイドバッグ
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
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バイクにサイドバッグはいらない?取り付けるメリット
サイドバッグは日常〜お泊まりツーリングまで幅広く活躍するオススメアイテムです。
まずはサイドバッグのメリットを見ていきましょう。
1.積載量のアップ
サイドバッグは単純にバイクの積載量のアップに繋がります。
リアボックスのようにヘルメットを入れることは難しいけれど
- スーパーで買い物したもの
- お泊まりツーイングでの荷物
- キャンプツーリングでのキャンプ道具
などを入れたりすることができるので、使い方次第では幅広く活用することができます。
2.レインウェアや工具などを入れておける
サイドバッグを付けておくと、中に工具やレインウェアを入れておくことができるので、突然の雨やちょっとしたハンドル周りの調整(ミラーやレバーの遊び)など対応することができます。
他にもサイドバッグに小さなポケットでもあれば、そこに自賠責の保険証を入れておくことでバイク乗るときにうっかり家に置いてきてしまったなんてことも防げます。
3.転倒時のクッションになる
タナックスのツアーシェルケース2のようにセミハードになっているものや荷物を入れて膨らんだサイドバッグだと転倒時にクッションになってくれて車体と地面の間に足が挟まれるのを防いでくれたりすることがあります。
バイクに乗り始めたとき落ち葉で転んだけど、サイドバッグのおかげで多少助けられたことありました(バッグは傷つきましたが・・・)。
偶然そういった役割をしてくれることもあるという程度なので、転倒時(立ちゴケも含む)に足が挟まれないようにしたり、車体へのダメージを軽減したい場合は”エンジンガード”を取り付けておきましょう。
サイドバッグのデメリット
1.横幅が広くなってしまう
サイドバッグは文字通り”サイド(横)”に取り付けるバッグなのでどうしてもバイクの車幅が広くなってしまいます。
- よくすり抜けをする
- 集合住宅の駐輪場にバイクを置いている
などの場合は注意した方がいいですね。
すり抜けは思わぬ事故を招きかねない行為なのでしないようにしましょう。
2.取り付け・取り外しがめんどう
サイドバッグの形状によってはタンデムシートを外してセットしたり気軽に取り外しができなかったりします。
「ツーリングのみで使いたい」っていう方はサイドバッグを選ぶときに”取り付け方法”や”あなたのバイクに取り付けるときの位置”などを確認しておいた方いいですね!
3.荷物の重量によってはハンドリングに影響する
シートバッグやリアボックスはバイクの上から荷物を乗せるのに対してサイドバッグはバイクの”左右”に荷物を積む形になります。
なので、片側に重たいものを入れすぎるとバイクの重心が傾いてしまいハンドリングに多少なり影響する可能性があります。
サイドバッグへ荷物の入れるときはできるだけ軽いものを入れたり
少し重さが出てくる場合は左右のバランスを気にかけてみましょう。
サイドバッグを選ぶ時の注意点
1.マフラーに干渉しないか
サイドバッグを選ぶときに一番気をつけたいのが「バイクのマフラーに当たらないか、近すぎないか」ということ。
マフラーに近づきすぎると熱でバッグが溶けてしまうことがあります。
特にスポーツタイプや社外製のものを付けてマフラーが上を向いてるものについてはバッグ自体が対策されているものがオススメ。
2.取り外しは簡単にできるか
デメリットでも少し話しましたが、サイドバッグをつけると車幅が広くなってしまうので、付けっぱなしが難しい場合は取り外しをしやすものを選ぶようにしましょう。
もしシートを外さないといけなかったりすると、毎回の取り付け・取り外しが億劫になってそのままタンスの奥に眠るかメルカリ行きになります。
3.防水機能はバッグ本体?それともインナーバッグは必要?
サイドバッグには以下のようにな特徴があります。
- バッグ本体が防水生地(ターポリンなど)でできるてるもの
- 多少撥水はするけど防水にはインナーバッグが必要なもの
防水機能が欲しい場合はどちらのタイプはしっかり確認しましょう。
巻き込み防止のためサイドバッグサポートは必須
バイクにサイドバッグを取り付けるときは
- 後輪への巻き込み防止
- 内側へのバッグのヘタリ軽減
- 固定ひもの取り付け用
などの役割をしてくれるサイドバッグサポートが必要になります。
バイクやバッグの種類によってはなくても一応大丈夫ですが、安全のため特にこれといった理由がなければ付けておきましょう。
迷ったときのサイドバッグの選び方
サイトバッグもさまざまなタイプがあるので、ここでは選ぶときの目安を解説していきます。
迷ったらとりあえずこれ「タナックス」
ツアーシェルケース2
片側20リットル(左右で40)の大容量に加えサイドにがばっと開くのでシートバッグを乗せていても荷物の出し入れがしやすい設計になります。
「インナーフレーム+フロントシェル」のダブル構造によりカバンの型崩れを防ぎます。
バッグ後方にはフラッグホルダーがあるので、ツーリング先で購入したフラッグを指して走ることで、より旅感を味わうことができますよ!
※12月25日には「ツアーシェルケース シングル」が発売予定
マルチフィットサイドバッグL
「マルチフィット3D構造」を採用していることで、張り出したカウルにもフィットするようになっています。
さらに、タンデムした時のことを考えられバッグに足が当たりにくくなっており、後側を跳ね上げることによってマフラーへの干渉を防いでくれます。
似たようなバッグとして、以下のようなものがあるので参考にしてみてください。
ちょっとおしゃれな革製のサイドバッグ
アメリカンなどスポーツ系のサイドバッグがちょっと似合わないという場合は”革製”のサイドバッグがオススメ。
バイクの雰囲気を崩すことなく馴染んでくれます。
デグナー:ナイロンサドルバッグNB-1
「本革はメンテナンスが大変だし、ちょっと価格的に・・・」という方はデグナーのサイドバッグでも人気モデルのナイロンサイドバッグNB-1がオススメ。
- レインカバー・ボトルホルダー標準装備
- ベルトの風合いを残しつつもワンタッチ開閉できるバックル
- 高い防水性
となっており、見た目と実用性を備えたサイドバッグです。
デグナーはアフターサービスも充実しており、ほつれ修理・ボタン取り付け・リベット取り付けなど行なっています。
右出マフラー対応ナイロンダブルサイドバッグ(NB-43B)
「片側だけじゃバランス悪いけど、反対側はマフラーがあって取り付けが難しい」という場合は右出しマフラーに対応したNB-43B右出マフラー対応サイドバッグのようなものがオススメです。
右側が小さくなることで、両サイドにバッグを取り付けることが可能なります。
小さい方はツールバッグとして使ったり、ちょっとした小物を入れておくといいですね。
マフラーに対応していても、取り付けの際は干渉しないように注意してください。
急な雨でも大丈夫な防水機能付き
「レインカバーだけじゃ急な雨に不安だからバッグ自体が防水になってるものがいい」という方には「ターポリン」で作られたサイドバッグがオススメ。
バッグ本体が防水で荷物を濡らさないので突然の雨でも安心して運転できます。
ドッペルギャンガー:ターポリンサイドバッグ
- 雨や泥を弾くターポリン素材なのでメンテナンスが楽
- ヒップアップ設計で尻上がりしてるマフラーにも対応
- デイジーチェーン付属で小物など引っ掛けることが可能
ドッペルギャンガーのバッグなどはターポリン素材で作られており、突然の雨でもレインカバーを使うことなく荷物が濡れることを防いでくれます。
ラフアンドロード:AQA DRYサイドバッグG
僕が日本一周も含めて1年以上愛用している防水サイドバッグでメイン気室が”完全防水”となっていて全面どこからも水の侵入を防ぎます。
- 全天候対応
- フロントポケットは非防水なのでレインカバーで対応
- バックル式でワンタッチ着脱
このサイドバッグに限らず、完全防水のバッグには”ロールアップ式”が採用されていることが多いです。
防水の面では非常に優秀なんですが、シートバッグと併用した時荷物の取り出し口に干渉して取り出しにくいことがあるので注意が必要です。
ラフアンドロードのサイドバッグレビューについては以下の記事で紹介しています。
サイドバッグはツーリングに欠かせないアイテム
今回はツーリングには欠かせないアイテム「サイドバッグ」のメリットなど解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
これからサイドバッグの購入を考えて探すときは、次のことを参考にしてみてください。
- マフラーには干渉しないか
- バッグサポートは必要なのか
長い期間のツーリングなら雨のことも考えないといけないけど、1泊程度のキャンプや日帰りツーリングならそこまで防水を気にすることもないです。
それでは楽しいバイクライフを!
日本一周してる人たちが使ってるサイドバッグについては以下の記事で紹介しています!