【あなたはどのタイプ?】ツーリングネット サイズと形状別の使い方を紹介
キャンプツーリングから日常まで幅広く活躍するツーリングネット
一つ持っていると便利なツーリングアイテムの一つですが
色々種類もあり「どのネットがいいのか」「サイズはどのくらいがいいのか」について
迷う方も多いと思います。
この記事ではツーリングネットのオススメのサイズや種類別のメリット/デメリットを紹介していこうと思います。
- サイズ・形状別のメリット/デメリット
- ツーリグネットの使い方
- オススメのツーリングネット
Amazonで人気の中華製リアボックスを購入してみたレビューをまとめました!
迷ってる方はぜひ参考にしてみてください。
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
オススメのツーリングネット
バイク用のツーリングネットはキャンプツーリングやロングツーリングだけでなく
日常での買い物まで幅広く使える「一つ持っていて損はない便利アイテム」
ダイソーなどの100均でも手に入りますが、オススメは
- タナックス:ツーリングネット-V(日本一周でも愛用)
- デイトナ:ユーティリティーネット
- タナックス:キャリングコード
タナックス:ツーリングネット-V
1番のオススメは僕が日本一周中もずっと愛用していた
- サイズ:M(30×30),L(40×40),LL(50×50),3L(60×60) cm
- 容量:10L~80L
- 色:ブラック,グレー,レッド,ブルー
- 鉄芯の入ったフックで強度アップ
- ”返し”のあるフックなので容量調節がしやすい
- 樹脂製フックなので車体が傷つきにくい
- 網状なので隙間から小物などが取り出せる
- ボックスに入れて保管すると確実に絡まる
容量は2Lか3Lがオススメ
「そこまで大きい荷物は固定しない」という場合でも返しのあるフックで
簡単にネットの容量を調整しやすいので大きすぎて不便を感じるなんてことはありません。
一つ注意点としてはリアボックスなどの中に入れていたら確実に絡まるという点
カバンの中に入れたイヤホンくらい確実に絡まるので、取り出した時ちょっとめんどうかもしれないですが
デメリット(というかちょっとした不満点)はそのくらいです。
一年半の日本一周でずっと使っていましたが
ツーリングネット選びに迷ったらこれを選んでおけば間違いないものだと感じます。
デイトナ:ユーティリティーネットⅡ
網状のネット以外がいいという方には
デイトナのユーティリティーネットⅡ「UT-NETⅡ」がオススメ
- サイズ:M(40×50cm) , L(42×60cm)
- 容量:5~20L
- 色:ブラック
- 生地タイプなので細かい荷物もしっかりホールド
- 荷物が目立たない
- 防水生地なので突然の雨にも荷物が濡れにくい
- 薄生地なのでコンパクトに畳めて絡まらない
- ゴム調整機能で荷物にフィットしやすい
- サイズ展開がM、Lの2種類しかない
- フックが樹脂製で鉄芯はないので耐久性は若干落ちる
このツーリングネットの特徴はなんと言っても
「防水生地で中の荷物が目立たない」という点
網状のネットと違って生地タイプなので荷物がネットを通り抜けて落ちることがなく
突然の雨にも荷物が濡れることを防いでくれます。
また、荷物をすっぽり覆ってくれるので周りから荷物を見られることがなくなります。
サイズがMとLの2種類しか展開されていないところが「もう少し」っていう点なんですが
構造上、網状タイプのように使わない時の容量の調整が難しい部分もあるので
大きくなりすぎると使い勝手の影響が出るのかもしれませんね。
キャンプツーリングやロングツーリングよりも
”日常メイン”で活躍するネットだと思います。
タナックス:キャリングコード
ツーリングネットとはちょっと違うけど、荷物の固定にオススメできるアイテムの
一つとしてキャリングコードというものがあります。
ネットだけではどうしても固定がうまくいなかいときや、
ネットよりもっとシンプルなものがいいという方にオススメ!
- サイズ:100cm,200cm,300cm(1-V,2-V,4-V),62~106cm(3-V)
- 色:ブラック,レッド,ブルー
- ネットより扱いが楽
- ネットと併用することでよりしっかり荷物を固定できる
- 結んでおくことで絡まることはない
- カバンや箱などの固定に向いてる
- 細かいものの固定は苦手
タナックスのキャリングコードはネットと違って1本のコード状の固定アイテムです。
カバンや箱状のものなどを固定するなど、使い方によってはネットよりこのコード状のものが
向いてることもあります。
また、コードで固定した後に上からさらにネットを被せることでよりしっかりと荷物を固定することができます。
(特にキャンプなどツーリングバッグの上に荷物を積むことがある場面ではこの方法がオススメ)
タナックスのキャリングコードは「3-V」だけ形状が異なるので購入の際は注意が必要です。
サイズ別ツーリングネットの選び方と使い方
ツーリングネットの使い方はシンプル
ツーリングネットの使い方はとてもシンプルで
荷物の上からネットを被せネットを引っ張り「テンション」をかけることで固定してくれます。
注意するポイントは
- ゆるみがないか
- 全方向から均等にテンションが掛かってるか
大きめのネットを使うときは特に余った部分の「たるみ」ができてしまうことが多いので、
たるみを無くすようにフックの返しを使って調整しましょう。
また、一方向だけに強いテンションが掛かっていると重い荷物の場合
運転している時の発進・停止・カーブ時の遠心力などで荷物がずれてしまうことがあるので
しっかりと全方向(少なくとも対角線上の4方向)に均等にテンションが掛かるようにしましょう。
キャリングコードを併用することでより確実に荷物を固定するなど工夫することをオススメします。
オススメサイズは2L〜
ツーリングネットを選ぶ時のオススメのサイズは2L(50×50cm,60ℓ)を目安に選ぶことをオススメします。
荷物より大きすぎるネットを購入してしまうと、たるみが発生してうまく固定できなくなってしまうので
あくまであなたの用途にあったサイズを選ぶようにしてください。
参考までに
- 通勤通学用のバッグ固定:Lが目安
- キャンツーやロングツーリング:2L〜
口コミを見ているとLサイズは自転車の前かごへ蓋代わりに使用している方がみられます。
普段から小さいものしか載せないという方以外は2L以上を選んでおいた方が無難ですね。
より確実に固定するならキャリングコードとの併用
特にこれはキャンプツーリングや泊まりがけのロングツーリングをする方向けですが
シートバッグや大きめのリュックなどはキャリングコードで固定して
その後に使用頻度の高いものを上からネットで固定する方法をオススメします。
特に荷物が増えると落下の危険も増えるので絶対に落ちないようにしっかり固定しましょう。
大切な荷物を走行中に紛失すると
ショックも受けますし、
何よりそれが原因で事故を誘発させて
しまう可能性も0ではありません。
フックをかける部分の増設
「ネットをかける場所が少なくて調整が難しい」という場合は
フックをかけられる場所を増設するアイテムの活用してみましょう。
プレートフック
ナンバープレートに取り付けるタイプのアイテムで
シート周りに固定する部分がないようなバイクにオススメです。
左右それぞれ2箇所ずつ引っ掛けるためのリングがあるので、
一つはサイドバッグ用、もう一つはシートバッグ用など使い分けができます。
シートフック
フレームやナンバープレート意外の増設ポイントとしては
シートのフランジに装着するタイプの荷掛け用フックもあります。(4個入り)
口コミを見ているとPCXなどのスクーターなどに活用している方が見られるので
このフックはマニュアル車よりフックをかけられるところが少ないスクーター向きですね。
フックベルト
フックベルトはフレームやシートレールに巻き付けて
そこフックをかけらる用にするアイテムで「Sサイズ、Mサイズ」の2種類あります。
「ツーリングネットを購入したけど小さかった」「荷物が大き過ぎでネットが足りない」といった
ときに延長アイテムとして活躍しそうです。
ツーリングネットやフックは消耗品
ツーリングネットやキャリングコードは長く使っていると
ゴムがヘタリ伸縮が弱まってくるので、そうなったら新しいものへ交換しましょう。
ヘタっているネットやコードをそのまま使い続けると、走行中の荷物の脱落にも繋がりかねないので
「そろそろ危ないかな」と感じたら無理に使うのはやめておいた方がいいですね。
ちなみに僕は日本一周で一年半ほどハードな環境で使い続けましたが
全然へたる様子もないので、耐久性はかなり高いと思います。
週末ちょっとキャンプに行くときに使うくらいなら数年は持つと思いますよ!
まとめ
今回の記事を最後におさらいしていきます。
- ツーリングネットで迷ったらタナックス「ツーリングネットV(3L)」がオススメ
- 防水などを気にするならデイトナ「UT-NETⅡ」
- キャリングコードを併用することでよりしっかり固定できる
- フックをかける場所がない(少ない)ときは増設するのも一つの手段
- ツーリングネットは消耗品なのでヘタたら買い換えましょう
ツーリングネットやキャリングコードは
キャンプツーリングやロングツーリング、日常まで幅広く使うことができ
一つ持っていると便利なアイテムです。
初めて買うときは確かに「ちょっと高いかも」と感じますが
一度買えば数年は使えると思うとコスパはとてもいいです!
これからキャンプツーリングや泊まりがけのロングツーリングなどを考えているかたは
ぜひ購入を検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
楽しいバイクライフを!
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