【計画〜出発まで】初心者がソロキャンプツーリングを始めるまでの流れを解説
バイクでのツーリングも行くようになって
「バイクでキャンプツーリング」に興味が出てきたら行ってみたいけど、
何を準備したらいいのか、何から始めたらいいのか全然わからないし
そもそもアウトドアなんて行ったことないから知識もない…..。
みんな初めてキャンプツーリング行った時って
どこで何を調べて準備したの?
何かを初めてやってみるって不安が先にきてしまって、なかなか一歩を踏み出せなかったりしますよね。
僕もソロキャンプツーリングをしてみたいと思って準備し始めたのはいいものの
初めてキャンプへ行くまでに数ヶ月かかりました。
この記事では、「ソロキャンプツーリングをしてみたい・興味がある」と思っているあなたの
少しでも参考になればと思い、ソロキャンプツーリングの始め方についてまとめています。
- ソロでキャンプツーリングの始め方
- キャンプツーリングに最低限必要なアイテム
- バイクに荷物を積載する方法とコツ
- バイクでキャンプ行く時のキャンプ場の選び方
- キャンプ当日の1日の流れ
- 初めてキャンプするときのオススメの料理
どんな「キャンプツーリング」にするか具体的に想像してみる
キャンプツーリングに興味を持ち始めた時って「とりあえずキャンプしてみたい!」って思いますよね?
ひとことにキャンプといっても人によってやりたいことなどが大きく異なってくるので
まずはあなたのしてみたいキャンプを具体的にイメージしてみましょう。
例えば、
- とりあえず夕方キャンプ場へ行ってテント張って寝るだけ
- キャンプ場ではまったり過ごしたい
- 夜は絶対に焚き火がしたい
- 目的地は別にあって道中休むためにキャンプ場を利用する
- 荷物を沢山持って行って映えるキャンプがしたい
”同じキャンプ”でも文字してみると全然違いますよね。
どんなキャンプをしたいかで1日の流れ、持っていく荷物などが変わってきます。
なので、まずは「あなたがやってみたいキャンプ像」を具体的にイメージしてみましょう。
いまいちイメージできない場合は
SNSなどでキャンプしてる人の写真を見て
「この人のキャンプいいな」と思ったものを
参考にするとイメージしやすいですよ!
キャンプに持っていく荷物を用意
具体的にあなたのしたいキャンプがイメージできたら
次はキャンプに必要な荷物を準備していきましょう。
キャンプはアイテムに正解はなく、考えれば考えるほどキリがないので
ここでは「最低限これはあった方がいいアイテム」を紹介します。
テント関連のアイテム
アイテム | 用途 |
テント | キャンプでの家として |
マット | 地面からの熱気や冷気を抑える |
シュラフ(寝袋) | かけ布団として |
グランドシート | 地面の石や枝からテントを守るため |
枕 | 快適に寝るため |
ペグ | テントを固定・形を保つため |
ペグハンマー | ペグを打ち込み・抜き取り用 |
ランタン | 夜の明かり確保のため |
調理するためのアイテム
アイテム | 用途 |
テーブル | 食器を直接地面に置かないようにするため |
シングルバーナー | ガスコンロ |
スプーン、フォーク、お箸 | 調理や食事するため |
クッカー | 食器や鍋・フライパン |
洗剤・スポンジ | 使用後のクッカーを洗うため |
その他のアイテム
アイテム | 用途 |
ゴミ袋 | キャンプで出たゴミをまとめるため |
モバイルバッテリー | キャンプでの給電 |
ヘッドライト | 夜トイレ行くときなどに必須 |
チェア | のんびりする用 |
サンダル | キャンプ場での移動をしやすくするため |
吸水性のいいタオル | 夜露で濡れたテントを拭くため |
移動手段がバイクだと車のキャンプに比べて荷物が制限されてしまうので
いかに「軽く」「小さくできるか」がアイテム選びのポイントとなってきます。
また、上で紹介しているのはあくまで「最低限これがあればキャンプができるもの」なので
「焚き火がしたい」「もっと快適なキャンプがしたい」といった場合は荷物が増えます。
バイクへ荷物を積載する方法とコツ
キャンプへ持っていく荷物の準備ができたらカバンに詰め込んでいく「パッキング作業」をしていきます。
最初の頃のパッキングはなかなかうまくいかないことが多いですが
何度もキャンプを重ねていくうちに「このアイテムはここがいいかな」「これはもっと小さいものへ変えれそう」
など感覚で分かってくるので、最初から完璧を求めず何度も何度も繰り返し経験を積みましょう!
パッキングに迷ったらツーリングバッグ
パッキングするためのバッグに迷ったら、とりあえずバイク用に作られたツーリングバッグをオススメします。
バイク用ということだけあって、バイクに乗せるときのことが考えられていたり、ライダーにとって扱いやすい設計になっています。
キャンプ〜日本一周の長旅でもよく目にしたのは「タナックス キャンピングシートバッグ」
59〜75ℓの可変式なので荷物の量によってバッグを調整することができ
バイクでキャンプ行くことを考えて作られているので
でとりあえず迷ったらこれを選んでおけば間違いないキャンピングバッグです。
両サイドのミニポーチに
ペグやグランドシートを入れておくと
設営の時に便利ですよ!
突然の雨が不安なら防水ドラムバッグ(60ℓ前後)
キャンピングシートバッグはちょっと高いから最初はも少し手頃なバッグで始めたい
という時はこの防水シートバッグがオススメ!
価格もキャンピングシートバッグの半額以下と手頃で、
また、バッグ本体が防水ということもあり突然の通り雨などでも荷物が濡れることはなく
実際に日本一周していた旅人も使っていたので機能性は問題ないです。
容量は60リットルもあれば最低限のキャンプ用品は収納できるので
サイズに迷ったら目安にしてみてください。
荷物固定には荷締めベルトやツーリングネットがオススメ
固定ベルトのがないバッグなどを使用するときの方法として、荷締めベルトを使用すると
しっかりとバイクにバッグを固定することができます。
最初はベルトをどこに通して固定するとうまくできるかっていうのが分からないと思うけど
何度か繰り返していくうちに慣れてサッと固定できるようになるので色々試してみてください!
バッグの上にもう一つバッグを乗せてたり、ランタンやクーラーボックスを固定する方法として
”ツーリングネット”を使用すると簡単に固定することができます。
キャンプ後にでたゴミなどを家まで持って帰るときなどにも重宝するので一つは持っておくといいですよ。
ツーリングネットのオススメサイズは”3L”
この大きさなら多少荷物が嵩張っても対応でき、
普段使いでも重宝します。
リアサスは硬くしておく
エストレヤはリアサスが柔らかく「人+荷物」がバイクに乗るといつも以上に車体が沈んで
走行時の地面からの衝撃を吸収しきれなくなることもあって、荷物を載せるときはリアサスを調整します。
これはバイクによってサスペンションの硬さは変わるので
一度荷物を乗せてみて「思ってる以上に沈んでるな」と感じたら調整してみるといいですよ。
リアサスを調整すると車高が変わって
”足つき”も変化するので、調整後は
一度跨ってみて足つきも確認しましょう。
キャンプツーリングでのキャンプ場の選び方
キャンプツーリングで利用するキャンプ場を選ぶときは以下の条件を目安にしましょう。
- サイト内にバイクが横付けできるか
- 横付けできなくてもすぐ近くに駐車場があるか
- ソロ利用料金の設定
- トイレや炊事棟は完備しているか
キャンプツーリングに慣れてないうちは、下手に野宿に近いキャンプは行わず
無料でも有料でもある程度設備の整ったキャンプ場を利用することをオススメします。
他にも上以外の条件として「慣れないうちは遠くのキャンプ場へは行かない」というもの。
慣れないうちから遠くへ行くと、長距離移動で疲労も溜まって楽しむどころじゃなくなってしまうので、
家から1〜2時間あたりのキャンプ場から始めて、慣れてきたら徐々に遠くのキャンプ場へと
レベルアップしていきましょう!
横付けができなく、かつ人気がある無料のキャンプ場などは駐車場も取り合いになり
中には離れるからといってイスやテーブルなので駐車場の場所取りをするキャンパーもいます。
なので、バイクが横付けできる場所があるかは割と重要なポイントです。
北海道のとあるキャンプ場は駐車場が狭かったので
場所取りと路駐が多くカオスな状況でした。
キャンプへ行く当日の流れ
キャンプ場へ向かう途中どこか観光地など寄り道をするなら出発時間も変わってきますが
ここでは僕がいつもキャンプしにいく時のタイムスケジュールを一例として載せておきます。
10:00 | 起床 |
12:00 | 荷物の確認と積込 |
13:00 | 出発 |
15:00 | キャンプ場到着・受付・設営 |
16:00 | のんびりタイム |
17:00 | 夕食準備 |
18:00 | 夕食 |
19:00~ | お酒を飲みつつのんびりタイム |
22:00 | 就寝 |
8:00 | 起床&朝食 |
9:00 | 撤収開始 |
10:00 | チェックアウト |
荷造りは前日のうちに
キャンプをするときは前日の夜に持っていく荷物を確認しつつバッグへ詰め込んでおきましょう。
当日に荷物をバッグへ詰め込んでいると焦って忘れ物をしたり、想像以上に準備に時間がかかってしまって
予定していた出発の時間が遅れてしまったりします。
気持ちに余裕がなくなると運転まで影響がでてしまうこともあるので、荷物は確認しながら前日の夜には準備しておきましょう。
キャンプ場での設営・ご飯は早めに
キャンプ場に到着したらサクッと設営を済ませ、日没までにはご飯も食べておきましょう。
特にサイトが区画分けされてないような無料のキャンプ場では「場所取りは早いもの勝ち」なので
遅く行くといい場所がなくなっていたり、テント張れる場所が埋まっていたりします。
なので、キャンプ場へは早めに到着し設営を済ませておくと後々のんびりできます。
また、キャンプ場の夜は家の中と違ってかなり暗いです。
明かりがないと手元が見えないような場所なので、調理をするなら明るいうちに済ませておくことをオススメします。
初めのうちは”超”簡単なご飯を作ってみる
「せっかくキャンプに来たし映える料理などを作ってSNSに載せたい!」
という気持ちが出てしまうのは分かりますが、初心者のころや初めてのキャンプでは
誰でもできるような”超簡単な料理”にしておくこをオススメします。
「そんなんじゃ味気ない」と思うかもしれないけど、
家で食べるレトルトカレーに比べてキャンプ場で自分でご飯を炊いて食べるレトルトカレーは
美味しく感じます!なのでレトルトだからと思わず、試してみてください。
オススメは「炊いたご飯とレトルト」
最初のうちでオススメするのは自分で炊いたご飯とお湯で温めたレトルト
レトルトといっても今はかなり豊富な種類があるので一度スーパーなどで下見して
「これ食べてみたいな」と思ったものを買ってみましょう。
無印良品はいろんな種類のレトルトが用意されていて、物珍しいものもあるのでオススメです!
キャンプ場でのご飯は自分でバーナーの火力を調整して炊くことになるので
最初は焦がしたり、べちゃべちゃになったりと難しいので
そういう時は「ポケットガスストーブと固形燃料」で炊くことと失敗しにくいですよ!
翌朝はパンやお湯で作れるスープ
キャンプ場に泊まった翌朝の朝食は事前に買っておきたパンとコーヒーなど
朝はチェックアウトの時間までに撤収作業をしないといけないので
簡単なもので済ませておくと余裕を持って撤収作業をすることができます。
また、朝からハムや卵を使った料理をしようとすると保存にクーラーボックスが必要になるので
最初のうちは荷物を少しでも減らすためできるだけ常温保存できるものなどがオススメ。
一晩くらいなら大丈夫だと思うけど、
夏場のキャンプは”もしかしたら”があるので。
僕はキャンプの朝はカップスープとランチパックで
済ませることが多いです。
種類も豊富で飽きが来ないのでオススメ!
ソロキャプツーリングから帰ってきたらやること
楽しかったキャンプから帰ってきたら
- テントを広げて乾燥させる(キャンプ場で乾燥しきれなかったら)
- クッカー類を綺麗に洗って保管
- バイクのメンテナンス
テントは濡れたまま保管するとカビてしまってダメになってしまうので
キャンプ場で綺麗に乾かしきれなかった分は家に帰って広げて乾燥させましょう。
海沿いを走ったり、海がすぐ側のキャンプ場へ行った後は
バイクに塩がついていて、放置するとサビる原因になるので洗車やチェーン清掃など
メンテナンスをしてあげることを忘れないでくださいね!
まとめ
長くなりましたが、今回は「バイクで行くソロキャンプツーリングの始め方」について解説してきました。
- 「やってみたいキャンプツーリング」をイメージする
- 持っていく荷物を決める
- 荷物を入れるバッグを用意する
- 積載には荷締めベルトやツーリングネットがオススメ
- バイクでキャンプに向いてるキャンプ場を選ぶ
- 始めのうちご飯は”超簡単”なレトルトで済ませる
- 帰ったらバイクのメンテナンスをする
キャンプツーリングを始めるとき分からないことが多いと思うので
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではお互い楽しいキャンプライフを!
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