【1日の食費は1000円】日本1周バイク旅の自炊・調理方法を紹介!

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日本一周で旅人が様々なアイディアを出して節約している「食費」

僕も日本一周最初は、食費をなんとか削ろうと自炊をしていました。

旅中に自炊ポイント

  • 「炊く・焼く」等の簡単な手順で作れるもの
  • 調味料はほとんど使わない
  • 常温保存できるものを選ぶ
  • 洗い物は少なく

本屋に行って「キャンプ飯」について書かれてるものって簡単といっても大抵が「映え」を狙ったものや、自宅である下処理を行なったものを持って行って調理するもので、日本一周中に作ることを考えるとハードルが高いものが多いです。
そこで今回は実際に僕が日本一周中にやってた自炊について紹介!

日本一周中のご飯は「同じもの・似たもの」を少しアレンジして作って食べていました。
飽きてきたり、モチベーションが下がって自炊が面倒になった時は外食を挟むことでモチベーションを保ちます。

日本一周中の自炊は無理のない範囲を続けられるようにするといいと思います!

 

目次

調理器具(ガスバーナー)

日本一周中に必ず持っていくもの「ガスバーナー」

使用するガス缶はコンビニやスーパーなどで手に入る「CB缶」キャンプ用品店やホームセンターで手に入る「OD缶」の2種類がありますが、旅人がよく使っているのはCB缶対応しているものです。

それぞれメリット/デメリットがありますが、日本一周で持っていくものはCB缶対応しているもので十分です!

CB缶

よく見かける細長いタイプのガス缶が「CB(カセットガスボンベ)缶」(シービーかんって呼んでます)

【メリット】

  • 100均やコンビニ、スーパーなどで気軽に手に入る
  • 価格が安い

 

【デメリット】

  • OD缶に比べて火力は劣る
  • 寒さに弱い

最近はCB缶でも寒い中でも使えるような寒冷地対応のハイパワータイプもあります。(SOTOのパワーガスがその一例)
寒い中でも使える代わりに価格は若干高くなってしまうので、日本一周には安いCB缶で十分です!

ただ、雪が降るような寒い時期に旅をするのであればOD缶もしくはハイパワータイプCB缶がいいかもしれません。

 

OD缶

キャンプ用品店やホームセンターで見かけるCB缶より幅広のまるっとしたタイプの「OD(アウトドア)缶」(オーディーかんって呼んでます)

【メリット】

  • CB缶に比べて火力が強い
  • 寒い中でも安定して使える

【デメリット】

  • 入手しづらい
  • 1本500円程度と若干高め

 

上であげた【メリット/デメリット】は一般的なものでCB缶でもアウトドア用に作られたものは寒いところでも火力が安定していますし、価格もノーマルに比べて高いです。
また、使用器具でも火力はある程度左右されますが、“日本一周に持っていくもの“であればCB缶のもので十分対応できます

 

ガス缶の捨て方

日本一周中で困ることのひとつ「使い切ったガス缶の捨て方」

基本的にガス缶スプレー缶は自治体ごとに捨て方が決められているので、それに従って捨てるのがベストな方法です。

キャンプ場によってはガス缶を捨てれる場所もあるので、そういう場所を見つけたらまとめて捨てるのがいいと思います。
また、友達の家やゲストハウス、ライダーハウスに泊まった時に、捨ててもらえないか相談しましょう。

その時「ガス缶に穴を開けるか/開けないか」は自治体によって変わるので前もって聞いておきます。

 

旅中、宿に泊まるまでガス缶を溜め込むのも大変ですし、節約旅をしてるとそもそも宿に泊まることもなかったりしますよね。
そういう時はガス缶の持ち込み対応しているリサイクルステーションへ行き捨てるようにしましょう。

注意ポイント

ガス缶は捨て方を間違えると火災に繋がって大惨事になるので本当に気をつけましょう。

 

日本一周者が使ってるガスバーナー

SOTO  ST-310

新開発マイクロレギュレーターが搭載されていて、火力が落ちにくいのが特徴。

価格は若干高めだけどオススメのシングルガスバーナーです。

 

〈購入するときの注意〉

  • 点火スイッチが本体下にあって押しづらいから「点火アシスト」は必要
  • 使用してると五徳が厚くなって火傷するから保護ゴムは必要

 

専用の風防でもいいですけれど、ダイソーにあるこの抜型の大きい丸い型がピッたしハマるのでとりあえず安くで風防欲しい時に使えます。

僕が買った時はまだ、五徳に取り付ける専用のゴムチューブが販売されおらず、ホームセンターでサイズを合わせて買っていました。しかし、今はそういった“ちょっとした“パーツも販売されているのでバーナーを買うときは一緒に買うことをオススメ。

ガスバーナーの詳細についてはこちら(公式HP)

 

イワタニジュニアコンパクトバーナー

http://www.i-cg.jp/product/burner/cb-jcb/ より

もうひとつ日本一周者がよく使っているのが「イワタニ コンパクトジュニアバーナー」

点火もしやすいうえに五徳が風防の役目も兼ねています。

「とにかく安く・安定したもので揃えたい」という方にオススメ!

詳細についてはこちら(公式HP)

 

水の確保

調理に必要不可欠なのが「水」

コンビニやスーパーに行けば100円未満で手に入るので困ることはないんですが、日本一周中はそういた出費すら節約したい。

そんな時はキャンプ場や公園の水道、観光地や道端にある湧水をうまいこと活用します。

湧水や公園の水道ならそのまま飲めますが、心配なら一度「煮沸消毒」しておきましょう!

 

日本は海外に比べて上下水道の整備がかなりしっかりしているので、どこでも水が飲めるのはありがたいですね!ただ、場所よっては「飲料用じゃありません」という注意書きもあるので、そういったところの水は煮沸して飲む場合でも一応気をつけてください。(あまりオススメはしません)

 

日本一周中の食事例

日本一周中は

  • 朝→自炊orコンビニのパンやおにぎり
  • 昼→食べないor外食
  • 夜→自炊or外食

といった形をとっていました。

朝ご飯

キャンプ場で泊まった朝はゆっくりできるので「袋麺」やパスタなどさっと作れるものをメインに食べていました。

朝からお米は準備に時間がかかるのでほとんど食べなかったんですが、お米が食べたいという方はレトルトタイプを用意するか、前日の寝る前にお米を水に浸しておきましょう。
こうすることによって、朝炊くだけでご飯が食べれます。

袋麺なら「うまかっちゃん」がオススメ!

特にこの写真左に写ってる九州でしか手に入らない(たぶん)博多からし高菜風味はピリ辛で美味しかったです!

 

朝から自炊ができない場所や気分的に自炊が面倒な時はコンビニで済ませます。

主に

  • パンと飲み物orおにぎり

最初慣れなないうちはおすぐにお腹が空いてちょっと辛かったですが、慣れるたら意外といけます!

北海道にあるセイコーマートだと100円ちょっとでボリュームがあるパスタ系のご飯が買えたのでよく食べていました。
セコマのペペロンチーノは安いのに食べごたえがあるので本当にオススメ!

また、九州でとあるYouTube活動している旅人にオススメしてもらったご飯がこちら

セブンの食パン+粗挽きポーク

セブンイレブンの100円くらいの食パンに108円で買える粗挽きポークを挟んだサンドウィッチ。
200円ちょいで買えて食べ応えもあるので、よく食べてました。
特に粗挽きポークは100円で買えるのに美味しいソーセージを食べれるのは本当に嬉しいです!

ただこの粗挽きポークは置いてる店舗とそうてない店舗があります。

  • キャンプ場ならちょっとした自炊
  • 道の駅等ならコンビニで買って済ませる

昼ご飯

UKカフェ高井田店のランチTYPE6

お昼ご飯は移動・観光している時なので基本外食で済ませるか、食べません。

というのも、僕は日本一周中にあまり食事よりも観光に重きを置いていたので、気づけばお昼ご飯も食べずに移動と観光をしていたなんてよくありました。

そもそも一番移動している時間帯に立ち止まり火を使って自炊をするのは「場所選びが大変」なのでやってる旅人は少ないと思います。(旅中は一度も見かけませんでした)

 

僕の場合はお昼ご飯はオススメされたお店があればそこへ行って、それ以外はコンビニでサクッと済ませることが多かったです。

  • 基本は外食
  • 自炊は場所を見つけるのが大変なのでやらない

 

夜ご飯

最初は夜ご飯によく自炊をしていて、その中でもパスタを作ることが多かったです。
パスタは

  • 安い
  • 簡単
  • 多い

ということもあって、日本一周中はすごく重宝します!
お米よりも保管に場所を取らないということもあってオススメです。

難点は「お米より腹持ちが悪い」ということ。

パスタを作るときによく使っていたのが永谷園の「松茸の味お吸いもの」
茹でた1人前のパスタにこれを一袋かけるだけで完成するので、簡単です!
パスタだけだど物足りない時はスーパーに売ってる「焼肉用の野菜セット」等を炒めて混ぜます。

パスタ+焼肉用野菜セット+松茸味のお吸いもの

 

 

日本一周中の料理例(パスタ以外)

パスタに飽きたときよく食べていたのがレトルトカレー
イオンに行くと50円前後で手に入るのでありがたかったです。

お米は2kgを常備していてレトルトカレー買っても1食100円前後になるので、そこに1品何か安いものを買ってアレンジできるのでレトルトカレーは日本一周中はオススメです!

ちなみに洗い物したくない!という方はこちら

レトルトのご飯の容器にそのままレトルトカレーを流し込むスタイル

ご飯を横に避けてからゆっくりカレーを流し込めばギリギリ溢れることはありません!
使うスプーンをプラスチック製にしておけば洗い物が出ることなく食べた後は捨てるだけ。

ご飯もカレーもレトルトにするので若干費用はかかりますが、イオンに売ってる108円300gのご飯なら「安く・がっつり」食べることができます。

 

ご飯を炊いてすぐ食べたい時は「簡単リゾット」を作ってました!

写真のものは見た目は悪いですが、ご飯を炊く時にトマトをひとつ丸ごといれて一緒に炊き上げたものです。食べる直前にとろけるチーズを入れて数分温めてから食べるとチーズがいい感じにとろけて美味しかったです!

リゾットはやり方さえ覚えていればいろんなアレンジができるのでオススメのひとつ!
メスティン以外にも、モンベルの少し深めのフライパンを使って作って食べたりしていました。

 

手順は

  • 生米を炒める
  • 水を入れて炊き始める
  • 水がなくなり完成が近くなったら卵やチャーハンの素を入れる
  • 炒めて完成!

味が薄い場合はコンソメや鶏ガラスープの素を入れて調整します。

とても簡単でご飯に水を吸わせる手順を省けるので、野宿先で設営前にご飯の準備し忘れた時などに使えます。

 

他の日本一周者から教えてもらった料理(もう料理と呼べるか謎なもの)で「じゃがいもを蒸して塩をかけるだけ

教えてくれた日本一周している方は本当にお金がない時や節約したいといは“毎日“これだけを食べていたそうです。

調理も蒸すだけなのでほとんど洗い物もでず、それに加えてとてもシンプル…..なんだけれど、正直1日2日をこれで乗り切るならまだしも、毎日続けるのは精神的に無理がありました。

もはや苦行です….。

 

その他例外的なご飯

日本一周をしていると偶然、同じ日本一周者と出会って一緒にご飯を食べることがあります。

普段は節約していても、この時だけは外食したりいつもより豪華に料理をします。

そんな例外的なご飯をいくつか紹介

焼肉

これは秋田県で偶然日本一周者が4人揃った時に「せっかくだしみんなで焼肉行こう」ということになり行った時の写真

これの何が凄いって、4人全員が日本一周の手段がバラバラなんですよ!

手前(左):徒歩
手前(右):自転車
奥 (左):バイク
奥 (右):ヒッチハイク

こんなバラバラな手段で日本一周してる人達が集まるのってなかなか珍しい。

DCIM100GOPROGOPR0340.JPG

このバラバラな装備の4人が歩いて焼肉に向かったので、かなり目立ってました。

他の日本一周者たちとの交流、これも日本一周中の醍醐味です!

豚汁と焼き鳥とタピオカ

これは青森のキャンプ場で日本一周者3人で過ごしてる時に作ったものです。

ちょうどねぶた祭りまで時間があって暇を持て余している時に「焚き火あるし直火で豚汁作ろうよ」ということになって、材料を買ってきて作りました。
別の日には焼き鳥を買ってきて焼いたりしました。

豚汁は栄養価も高いし、満腹感も得られるので旅中に食べれたらありがたい料理の一つ。

 

タピオカ入りミルクティー

一人で旅している時は絶対に作らないであろう飲み物。
旅当時流行っていたこともあって旅人の一人が「飲んでみたい」と提案したところから始まり、近くにあった業務スーパーで冷凍タピオカを、スーパーでミルクティーを買ってきて作って飲んでいました。

 

日本一周中、いつも節約ばかりに気を取られているとモチベーションも下がるし旅そのものも楽しくなくなってしまうので、たまにこういった感じに旅人が集まった時は思いっきり楽しんでいました!

素麺

一緒にいた旅人が頂き物の素麺があるということ、僕が麺つゆを持っていたということで素麺を茹でて朝ご飯にしてました。

 

ハンガーノックには注意!

日本一周中食費を節約していくのもいいですが、今回の紹介した僕のようなご飯の食べ方を自転車や徒歩で旅をしている方達がするとエネルギーが足りないのでしっかり食べることをオススメします!

バイクや車で旅をする人でも一応「お腹空く前に食べてエネルギー補給する」ようにしたほうがいいです。
僕は食に無頓着だったので、朝からろくに食べずに日本一長い階段(3333段)を登ったり、お昼を抜いて観光で歩き回ったりしていたので、何度か空腹で気分悪くなったりしたことがあります。

ハンガーノックとは

長時間運動している最中、血糖値が正常範囲以下まで下がりこの状態を低血糖と呼びます。血糖値が急激に低下すると動悸、冷や汗、意識障害、手足の痺れ、体の震え、最悪の場合は死に至るケースもあります。

簡単にいえば体のエネルギーがなくなりガス欠状態です。

(https://jitensha-hoken.jp/blog/2019/02/hanger-knock-supplementary-meal/ より)

自転車や徒歩はバイクや車に比べて移動に使うエネルギーが全然違うので、自転車や徒歩で日本一周する方は食事には気をつけてください。

ハンガーノックについてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

まとめ

日本一周してると最初は出発したテンションもあって自炊を頑張りますが、だんだん面倒になります。

たまには外食を挟んでしっかり栄養を摂ったり、モチベーションを保ったりするといいでしょう!

 

ただ僕のような食べたり、食べなかったりするとほんとに途中体調を崩しかねないので、最低限食事は気をつけながらビタミンなどの栄養素は錠剤で摂ることをオススメします。

 

慣れてないうちは「どんな調味料が必要か」「常温保存できる食材は?」など分からないことが多くて、かえって出費が増えることもあると思うので日本一周する前にキャンプツーリンへ行って練習しておくといいと思います!

自炊でなかなか節約できないと感じたら、一度やめてワンコインで食べれるお店で食事を済ませるようにしてみるといいですよ。
正直ひとによってはそっちの方が食費管理がうまくいくこともあります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

28歳NFT仮想通貨ブロガー|日本一周の経験からバイクブログを1年続けるも月5000円程度で消耗|「投資ってなに?」状態から友達のすすめで仮想通貨をはじめたことをきっかけに仮想通貨ブログへ転身|同じように知識ゼロだけど仮想通貨をはじめたい人に向けてブログを書いてます|2022年2月からNFT沼にハマる

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