【エストレヤのレストア⑦】エンジンの載せ替え
はいさい!
前回はシリンダーヘッドやシリンダーを組み付けてようやうエンジンらしい形にできたので
今回は壊れたエンジンをおろして、組み立てたエンジンを乗せようと思います!
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
前回まではこちら↓
エストレヤからエンジンを下します
まずはエストレヤの載せたままの壊れたエンジンを下ろさないと
いけないので、そのための準備をします。
エンジンを下ろすためには
- エンジン周りの邪魔になるものを取り外す
- エンジンを下から支え各ボルトを外す
- 車体右側からエンジンを抜き取り下ろす
といった手順になります。
一つでも外し忘れると下ろす時にエンジンが引っかかったりすることがあるので
一つずつ丁寧に確認しながら外していきます。
1.エンジン周りの部品外し
エンジンを下ろすために外す部品は
- マフラー
- ドライブチェーン
- クラッチワイヤー
- アース線
- 各スイッチに繋がってる配線
- キャブレーター
- ホーン
- ステップとペダル
などを外す必要があります。
順番はどれからでもよく、外しやすいものから外してボルト等はビニール袋に入れてメモを残します。
ペダルやクラッチワイヤーが繋がってる部分は外す前に
角度を覚えておかないといけないので
油性ペンなどで線を引くなど後からでも位置がわかるようにしておきましょう。
クラッチケース側にアース線があるから
これは意外と見落としがちなので外し忘れないように注意ですね。
エストレヤのエンジンを車体からおろしていきます
下ろすために邪魔な部品を全て取り外したら車体からエンジンを下ろすための準備をします。
エンジンはとても重たいので
- 一人で持てない時は手伝ってもらう
- バイク用のジャッキを用意する
は必ず厳守しましょう!
無理して一人で持つと”腰を痛める”可能性があるので注意してください。
腰痛めると長い間付き合っていくことに
なるので絶対に無理はしない!
まずはジャッキをエンジン下に置いて固定されるように調整
この時あまり白から押し上げすぎると固定金具を外した時に倒れる可能性があるので
ジャッキは「下からちょっと抑える程度」にしましょう。
使用してるジャッキはこちら
後輪メンテやエンジンの載せ替えなどなどメンテナンスに一つあると便利なアイテム
重たいのと保管場所を取るのがちょっとネック
エンジン正面 エンジン後ろ(下) エンジン後ろ(上) エンジントップ
エンジンを固定してるボルトは
- エンジントップ
- 正面下
- 後ろ(上)
- 後ろ(下)
の4箇所
取り外す時は「エンジンに繋がってるボルト」→「車体に繋がってるボルト」
の順番で外します。
個人的にエンジントップは
最後に外した方がいいかもです。
固定してるボルトを全部外したらジャッキアップし車体右側から引き抜くように
エンジンをずらしながら下ろします。
エンジンが完全に落ちたところでずっしりくるので腰に注意
すぐ横などの木枠を用意して置けるようにしておきましょう。
あとは逆の手順で修理していたエンジンを乗せて完了。
載せ替えたエンジンにはキャブを固定するこの部品がついてなかったので
ついでにこれもつけておきます。
向きは=のような部分が手前(クラッチカバー側)にくるように
この部品を固定するボルトは1本オイルパイプの固定にも使われているので
取り付ける時はオイルパイプも一緒につけておきます。
エンジン下ろす様子は下のツイートから見れます。
次はセルモーターカーモンブラシが摩耗していたので分解して新品へ交換していきます。
修理完了までまだまだかかりそうです・・・。
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