前輪だけじゃない?!メンテ不足でリヤブレーキのロック

広告 このコンテンツには広告を含む場合があります。

「走行中にブレーキをかけたら突然ロックする」

ドラムブレーキのエストレヤに乗ってる人なら一度は経験したことがあると思います。

 

初見ならもちろんのこと、何度経験しても突然訪れるブレーキのロックは本当に心臓に悪いもの。

今回はそんなドラムブレーキのエストレヤで体験したリヤブレーキのロックについて書いていこうと思います。

 

この記事でわかること

  • リヤブレーキのロックする原因
  • リヤブレーキロックの対策と予防
  • リヤブレーキの設定するときの注意点
かきぴー
はいさいかきぴーです!TwitterInstagramやってます。

お問い合わせはこちらから

 

もしあなたがリヤブレーキのロックを経験したことがないならこれを機に一度リヤブレーキをメンテナンスしてロックしないようにすることを強くススメます。

僕は後輪のロックで何度かタイヤを擦ったことがありますが、まじで心臓に悪いです!初めて経験したあとしばらくはトラウマにブレーキかけるのが怖かったくらいに。

これに加えて前輪がドラムブレーキのエストレヤは「カックンブレーキ」と呼ばれる恐怖の持病があるのでもう絶叫マシンみたいになってます(笑)

 

 

目次

突然のリヤブレーキのロック

街中を走行中、赤信号に変わったから「止まるか〜」とエンジンブレーキをかけつつリヤブレーキレバーを踏んだ数秒後、

 

突然ガクンッ!という衝撃とともにリヤブレーキがロック

幸いすぐにブレーキペダルから足を離してすぐタイヤのロックを解除したこともあって転倒することはなかったけどしばらく心臓がバクバク……..。

 

ということがあって今回リヤ側のドラムブレーキを開けて中を確認してみました。

 

ブレーキがロックする原因

後輪を外してドラム内を確認してみるとロックしていた原因がいくつか予想できました。

ブレーキがロックする原因はおそらく

ブレーキシューを動かす部分のグリス切れと角度の調整ミス

によるもの。

 

写真のパーツには本来グリスが塗られていてブレーキをかけた時、スムーズにブレーキシューをドラムへ当て、ペダルから足を離せば元の位置に戻るようになっています。

それが今回は

  • グリス切れでスムーズに動かなくなっていたこと
  • ブレーキカムシャフトの角度調整ミス

の2つが原因になっていたと考えられます。

リヤブレーキは調整する際、サービスマニュアルに

  • ブレーキをかけた時Cの角度は80〜90°以内に調整する

と書かれていますが、今回エストレヤのリヤブレーキを確認したら

ブレーキをかけていない状態で90°を超えてしまっていたのでこれもロックの原因の一つと考えられます。

※ブレーキシューは摩耗しているけど測定結果は使用可能値内でした。

注意ポイント

ブレーキをかけた時90°を超える場合は、角度を調整します。

また、90°を超えるとブレーキの効きは悪くなるのでシューの消耗をチェックし必要なら交換しましょう。

 

 

ブレーキのグリスアップと角度調整

原因がわかってしまえば対処の方法は決まっているので、サクッと作業してしまいます。

グリスアップは万能グリースが便利

毎度お世話になってるグリスは「クレ グリースメイトペースト

ホームセンターでも手に入る万能グリースなので前輪、後輪のシャフトや今回のブレーキの稼働部などに塗るときに使えるので初心者は一つ持ってると便利なメンテナンスアイテムです。

 

注意ポイント

ブレーキにグリス塗る時は、ブレーキシューやドラム内のシューが当たる部分にグリスが間違ってもつかないようにしてください。

もしついてしまった時は”引火しにくい溶剤”や”乾燥後に残らない溶剤”で綺麗に拭き取ってください。

 

ブレーキシューの掃除は家庭用の中性洗剤や水で濡らして硬く絞ったウエス等で拭き取ることをおすすめ。

どうしても汚れが落ちないならパーツクリーナーなどを併用し、シューの表面は耐水ペーパーなどで綺麗に慣らします。

 

 

リヤブレーキの角度調整

リヤブレーキの角度調整はのアジャスティングナットを回して調整します。

上でも少し触れましたが、ブレーキをかけた時ここの角度が90°を超えた時はブレーキの効きが悪くなるので定期的にチェックしてましょう。

ドラムブレーキはブレーキ側面に「USABLE RANGE」の文字があってAのインジケーターが文字内に収まるようになっています。

ブレーキをかけた時(A)が(B)からはみ出すようならブレーキシューを交換し、周辺パーツもチェックしましょう。

 

 

グリスアップと角度調整後

グリスアップし角度を調整し、2〜30km走ってみたところリヤブレーキの効きは快調でロックする気配も一切ありませんでした。

 

ちなみに今回、ロックの他にブレーキの鳴りも酷かったのでドラム内を綺麗に掃除し、ブレーキシューを耐水ペーパーで鳴らしたらぴたりと止みました。

今回の記事をまとめます。

 

  • リヤブレーキのロックの原因は2つ
  • ドラム内のグリス切れとシャフトの角度調整ミス
  • グリスアップと角度調整で改善できる
  • 鳴りがひどり時はドラム内を掃除し、シューを耐水ペーパーで慣らす

 

ドラムブレーキは外からでは内部の消耗状況がはっきりとはわからないので

定期的に開けて掃除してあげながらチェックするよることとをおすすめします。

 

走行中にブレーキがロックすると最悪事故の危険もあるので定期的にチェックを行い、違和感を感じたら自分で点検するかお店にお願いして診てもらってください。



 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

28歳NFT仮想通貨ブロガー|日本一周の経験からバイクブログを1年続けるも月5000円程度で消耗|「投資ってなに?」状態から友達のすすめで仮想通貨をはじめたことをきっかけに仮想通貨ブログへ転身|同じように知識ゼロだけど仮想通貨をはじめたい人に向けてブログを書いてます|2022年2月からNFT沼にハマる

コメント

コメントする

目次