【Mapを活用】日本一周中の野宿していた場所と探し方
日本一周中は最初できるだけ出費を削るために宿泊は主に野宿をしていました。(後半はブログ更新のために快活Clubを利用してました)
旅初心者にはハードルが高いし、通報されたりしない?
どうやって探せばいい?
日本一周する前はそんな不安もありましたが、実際に旅中に野宿してみた経験をもとに紹介していきます。
こんな方におすすめ
- これから日本一周を計画している
- 野宿してみたいけど探し方がわからない
- 通報されないか不安
野宿するときの注意
まず日本は野宿してもよっぽどのことがないと通報はされないです
僕は旅中いろんなところで野宿してましたが、通報は一度もありませんでした。(パトロールルートとかぶって職質はありましたが)
旅中は、毎日観光や移動をしなら野宿先を探す毎日になります。
野宿先がスムーズに探せないと地味にストレスに繋がったり、寝る時間が削られて寝不足が続いて体調にも影響していきますので、「前日か当日の朝」には大まかな場所を決めておけるといいです。
注意ポイント
道端での野宿は“黒に近いグレーゾーン“です。周りが黙認してくれているからこそ成り立っているので野宿するときは極力周りの人たちに迷惑がかからないように心がけましょう。
野宿先の条件
ポイント
- 人や車ので入りが少ない
- 明るすぎない
- トイレ等の水場がある
- コンビニが併設もしくは徒歩圏内(なくても大丈夫)
- そこそこ広い駐車場(道の駅で寝るとき)
主にこの5つに気をつけていました。
キャンプ場なら特に気にせずに探せますが、道の駅や公園は大通りがすぐそばにあると車やバイクの出入りが激しかったり、音がうるさかったりします。さらには夜な夜な爆音で走り回るバイクや車が集まる場所もあったので、そういたところはすぐ別の場所へ移動してました。(治安が悪いため)
街灯も位置や角度によっては横になった時ちょうど照らされて眩しくて寝にくいってときもあるので、そういったときはシュラフで隠して寝てました。
トイレや水場は最悪なかったときは前もって寄っていくか、朝起きて撤収した後にいけばいいので「あったらありがたい」くらいにおもってましたけど、できれば近くにあると安心します。(急にお腹を壊した時とか)
探し方
野宿先を探すのには
Google検索 と Googleマップ
を利用していました。
まずはGoogleマップで「道の駅」「公園」「無料キャンプ場」と検索してヒットしたら、行き先とかぶる場所を衛生写真やストリートビューで見て、野宿できそうかをある程度確認します。
他にはGoogle検索で「〇〇(今いる場所)野宿」と検索すると、過去に泊まった場所をまとめたり紹介していたりする人がいるので、それを参考に探していきます。
※まとめサイトは情報が古く、閉鎖や禁止になってる場所もあるので注意
大体はこれで見つかりますが、衛生写真と実際に見たところではイメージと違ったなんてこともあるので、一番は明るいうちに下見を済ませておくことです。寝るギリギリに行ってから「あ、ここは無理だ」ってなると、そこからまた探して移動は難儀ですし、寝る時間が削られるのでその分疲れます。
どうしても見つからない場合は諦めて近くの快活Clubを探してそこで寝てたりもしました。
また、SNSで他の旅人が野宿に使っていた公園や道の駅、キャンプ場などはMAPにチェックしておくと、近くを通ったときに使えたりします。
旅中に泊まった場所
- 有料キャンプ場
- 無料キャンプ場
- 野営地
- 道の駅
- 公園
- 橋の下
以上が旅中に野宿した場所です。
一つずつ解説してきます。
キャンプ場
キャンプ場のメリットは泊まるための最低限の設備は揃っているというところ(例外もあります)
有料の場所でもチェックアウトは10時までと朝はゆっくりできます。
有料キャンプ場
回数こそ数ないけど何度か泊まった「有料キャンプ場」
有料なだけあってまず困ることはほとんどありません。
場所によってはコンビニや売店、お風呂が併設させれているのでキャンプしながらお風呂に入ることもできるうえに、とにかく設備が綺麗なとこが多いです。
北海道で泊まった猿払の有料キャンプ場ではキャンプ場隣の建物に温泉が併設しているところもありました。
1番のネックは「有料」というところ。
旅中はとにかく出費を抑えたおきたいので、宿泊に割いてしまうとなかなか痛手です。なので「このキャンプ場は泊まってみたかった」というキャンプ場以外は利用を控えた方がいいでしょう。
有料キャンプは「施設入場料」「施設利用料」「バイク料」といろんなものを可算した合計が1泊の料金になるというシステムが多く、全て計算するとバイクでも1泊2000円以上かかることもザラにあります。
無料キャンプ場
無料は場所による設備の当たり外れが激しいですが、中には「これ無料でいいの?」と感じるほど綺麗に管理・掃除されているところもありました。
- 無料でも要予約や手続きが必要なところがある
- トイレに紙がない時がある
- マナーがよくない
- 海水浴場併設の場所はシーズンオフに無料開放することがある
なども問題もありますが、一晩寝るだけなら問題なく使えるところが多いので、慣れない旅前半にはオススメです。
有料・無料どちらにも言えることですが、GWや夏休み等の大型連休や週末は利用客が多く混み合ってることがあるので利用するときはそういた時期を外すことをオススメします。
また、海水浴場が併設しているキャンプ場によってはシーズンオフになるとキャンプ場を無料開放しているところもあるので、そういった場所も狙い目です。
野営地
無料キャンプ場ではなく「〇〇野営地」という名前のところもありますが、無料キャンプ場とあまり変わらないと思って大丈夫です。
ただ、野営地はキャンプ場よりもさらに設備が少なかったりします。
具体的には水場なかったり、トイレが仮設だったり。(中には一切の設備がないところもあります)
なので、野営地はキャンプ場よりも上級者向けという印象だったので、野営地という名前のつくとこに泊まるときは最低限トイレだけでも使えるか確認しておきましょう。
旅初心者、特に野宿に慣れてないうちはオススメしません。
無料キャンプ場と野営地のメリットは「連泊がしやすい」という点で、泊まった翌日が雨が降った場合、有料キャンプ場や道の駅・公園と違って撤収することなく連泊することができます。なので、基本は無料キャンプ場の方が最初はオススメ!
※キャンプ場や野営地で東家を利用するときは、他の利用者に迷惑がかからないようにしましょう。
道の駅
日本一周中の野宿先としてオススメなのが「道の駅」
ポイント
- トイレが綺麗
- コンビニが併設もしくは近くにある
- 全国にたくさんある
- 温泉がある
- 24時間開放の休憩スペースがある
初めて道の駅で寝るときはかなり緊張しましたが、慣れたら快適でした!
トイレが綺麗ってだけでも個人的にはかなり嬉しいです。また、場所によってはコンビニが併設もしくは徒歩圏内にあたりするのでご飯に困らないことが多いです。
東北あたりだと道の駅に24時間開放されている情報提供スペースがあったりして、コンセントや無料のWi-Fiが利用できてブログやSNSの更新に助かったりしました。
注意ポイント
- テントは営業終了してから張り、営業開始までには撤収完了
- キャンプ行為を禁止してるところがある
- 火の使用は基本的に禁止
最近は使用マナーの悪化から宿泊行為を禁止すつ張り紙を貼る道の駅が増えてきています。旅中も寝に行った道の駅に張り紙があって場所を移動したことが何度かありました。なので、道の駅で寝るときは一応ぐるっと歩き回って張り紙がないか確認しておいた方がいいです。
旅人の中には知らずに寝て、翌朝怒られたなんて人もいました。
※道の駅での火の使用するときは、テントの前室の中で使ったり、バイクや自転車、荷物等で見えないようにするなど目立たないように配慮しましょう。(一応禁止されてますが、車中泊の人が車のすぐ横でお湯を沸かしてることもありました)
※テント内でのガスバーナーの使用は危険も伴うので使用する時は注意しながら自己責任にてお願いします。
※テントの設営は道の駅の営業が終了してスタッフがいなくなってから行い、翌日営業が開始する前には撤収を完了しておきましょう。
24時間開放の情報提供スペース
道の駅には「24時間開放の情報提供スペース」という場所を設置しているところがります。
そういった場所があるときは積極的に利用させてもらっていました。ただ、写真のようにベンチにマットとシュラフだけで寝るので、“防犯性はありません“。
財布や携帯などの貴重品は万が一のことを考えてシュラフの中に入れておくようにしましょう。
バッグやヘルメットをベンチの下に置いて見えないようにしていたこともありましたが、幸い盗難の被害は一度もありませんでした。
公園
回数こそ少ないですが、何度か公園で寝ることもありました。
条件がよければ公園も道の駅と同じくらいいいところですが、寝た回数が少ないのでオススメできるかはちょっと微妙なところです。
公園を利用するときは住宅街に近いと最悪通報される可能性があったり、パトカーの巡回ルートに被って職質されて場所の移動を余儀なくされることがあります。
職質も普通にしっかり受け答えしていればすぐに終わりますが、警察によっては「他の警察が巡回して、また職質されるかもしれないから場所を移動した方がいいよ」とお願いされることもあるので、住宅街に近いところは避けたほうがいいでしょうね。(秋田で実際にありました)
橋の下
思いの外快適だったのが「橋の下」
雨が凌げて、バイクも横付けできるのでありがたいです!ただ、近くにコンビニやトイレがないことが多いので寝るときにはせめてコンビニがあることを確認しておいた方がいいです。
注意ポイント
橋の裏には道路に溜まった水を排水するためのパイプがあり、それの下や落ちてきた水が溜まりやすい場所、流れる場所にテントを張ってしまうと、最悪テントが浸水する可能性があるので、雨の日に利用するときは前もって確認しおきましょう!
コンクリートの場所を見つけらると、寝心地はあまり良くない代わりに翌朝の撤収が楽でした!
まとめ
以上が、日本一周中の「野宿の探し方や実際に寝てみたとこで」でについてです。
旅初めは慣れてないことが多く、道の駅や公園で寝るのってハードルが高く感じますが、一度経験すると思いのほかぐっすり寝れました!ただ、外で寝るいうことは「危険な一面」もあるので気をつけてください。
外で寝れるといっても、野宿を続けるとどうしても疲れがしっかり取れず溜まっていくので、「今日はちょっと身体が重いな」「気分が乗らないな」と感じたら無理せず宿を取ることをオススメします。
- 「道の駅」「橋の下」はオススメ
- 下見は明るいうちに済ませておく
- 財布や携帯などの貴重品はシュラフの中に入れて寝る
- 野宿先を探すときはSNSや検索サイトを活用
- 他の旅人が使ってた野宿先はチェックしておくと便利
最後に、日本での野宿は黒に近いグレーゾーンです。野宿をするときは周りに迷惑を極力かけないように気をつけしょう。(今の世の中、すぐにSNSに晒されて炎上することもあります)
この記事が少しでも役に立てられれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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