【クロスカブ110】チェーン交換費用・タイミング・必要な工具を解説
クロスカブ110に乗ってるけど
・チェーン交換のタイミングがわからない
・どのチェーンを買えばいいの?
・自分でするのとお店に任せるのどっちがいい?
など、疑問が解決できるように解説していきます。
「バイクのチェーン交換の費用やタイミング」を普段から気にしてるならともかく
バイクの乗り始めの頃やあまり詳しくないと分からないことですよね。
この記事ではクロスカブ110に使用されてるチェーンや交換タイミング・費用について
わかりやすく紹介していこうと思います!
- クロスカブ110に使われてるチェーンの種類
- チェーン交換のタイミイングや費用
- チェーンと一緒にチェックしておくといい場所
- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
クロスカブ110のチェーンは年式で変わるので注意
- クロスカブ110(CROSS CUB) ’13 – ’17は:サイズ420 リンク数102
- クロスカブ110(JA45)) ’18 – ’21:サイズ428 リンク数102
交換するときはこの数字を参考にチェーンを選ぶようにしましょう。
リンク数に関しては102ちょうどのものか110など少し多めのものを選ぶことになります。
クロスカブ110はノンシールチェーンを使用していますが、
騒音や耐久性を考えてシールチェーンへ交換することもあるので
「シールチェーンだからダメ」ということはないのでシールチェーンを選んでも大丈夫です。
クロスカブ ’13-’17なら
クロスカブ(JA45) ’18-’21なら
チェーン交換のタイミング
一般的には15,000kmを目安
チェーン交換については一般的に15,000kmが目安にされてますが
正直これは乗り方やその人の判断によって変わってくるのであくまで”目安”として考えておきましょう。
実際は日々のチェックでたるみや伸び・摩耗具合から判断するのが大事です。
チェーンが伸びて調整できなくなったとき
チェーンは伸びてもある程度はアジャスターで張り具合を調整することができますが
アジャスターでも調整できないほど伸びてしまったら交換しましょう。
アジャスターで調整ができないほど伸びたチェーンは燃費や走行に影響が出てしまうので、もう少し早い段階での交換をオススメします。
偏伸び(かたのび)が大きい時
特にクロスカブのような小排気量のバイクに使用されている”ノンシールチェーン”の場合、
日々の注油などのメンテナンスを怠っていると偏伸び(かたのび)が発生する可能性が高いと言われています。
「ある場所で調整したのに、別の場所ではたるみが大きい」など
偏伸びが顕著に表れてるときは使用限界になっていなくてもチェーンを交換しておきましょう。
偏伸びを早めに見つけるためにも、チェーンの調整をするときは複数の場所で伸び具合をチェックすることが大切です。
スプロケットによる偏伸びも注意
偏伸びについては、スプロケットが原因によって起こることもあります。
もし「スプロケットを交換してから偏伸びが発生する」という場合は一度スプロケットを外し、取り付け穴がずれてないかを確認してみましょう。
あまりにも安すぎるスプロケットなど精度の悪い製品が紛れてることもあるので使用するときは要注意。
異音がするとき
チェーンが伸びきってる時などチェーンカバーに接触して音がすることがあります。
もし走行中にカラカラと音がした場合は伸びを調整し、必要であればチェーン交換を行いましょう。
バイク用品別チェーン交換費用
チェーン交換の工賃はお店によって違いはあるもののおおよそ3,000円前後
持ち込みの場合はどこも2,000円ほど高くなるので注意してください。
もしチェーン交換を上記3店舗で行うときは「チェーン本体の代金+交換工賃」になることをお忘れなく!
チェーンが2,000〜5,000円程度と考えると
工賃含めてチェーン交換費用は「5,000〜8,000円」
といったところですね!
自分でチェーン交換するときの必要な工具
チェーン交換くらいなら自分で挑戦してみたいな
と考えている場合は以下の工具類が必要になります!
クロスカブのチェーンカバーはコンビネーションレンチよりソケットタイプのレンチやT字レンチ方が作業しやすいので、今後自分でメンテナンスすることを考えているなら最初で揃えておくといいですね。
また、足回りなどをいじるときは各ボルトの締付けトルクはしっかり守りましょう。
下手に「このくらいかな〜」と感覚でやってしまうと事故や故障などに繋がるリスクがあります。
ウエスはキッチン用ペーパーでも代用できますし、いらないTシャツなどがあればそれを適当な大きさに切って使っても全然大丈夫です。
こちらの動画で分かりやすく作業手順や注意点を解説しているのでオススメです。
チェーン点検と一緒に確認しておく場所
- 前後のスプロケット
- タイヤ
チェーンの伸びや摩耗具合をチェックするときは
一緒に「スプロケット(歯車)」もやタイヤも一緒にチェックする習慣をつけておくと、交換のタイミングや異変を早めに気づくことができます。
毎回”絶対確認しないといけない”というよりは「今の状態はどんなだろうな〜」程度でいいのでチェーンの掃除や点検するついでに確認してあげましょう!
クロスカブチェーンはカバーに覆われて外から見えないので定期的にカバーを外して伸び具合を点検しつつ注油などを行ってあげてください。
チェーン掃除、給油に必要な道具・やり方については以下の記事で紹介しています。
クロスカブのチェーンサイズは「420」や「428」リンク数は102
- クロスカブ110のチェーンは年式で分かれる
- ’13-’17は「420」「リンク数102」
- ’18-’21は「428」「リンク数102」
- お店に任せたら工賃は3,000円前後
- 不安ならお店に任せるのがオススメ
- チェーンと一緒にスプロケットやタイヤもたまにチェック
チェーンは消耗品で定期的に点検・交換が必要な部品です。
交換するときはこの記事で紹介したものを選んでおくといいですが、初めてのチェーン交換で不安がある場合はネットで買わずにお店に行って実物を見ながらスタッフさんと相談しつつ決めるのもいいと思いますよ!