バイクのバッテリーを交換する時は「−から+/+から−」を絶対守るべし!
「ショップに頼むといくらかかる?」
「自分でやると難しい?」
「バッテリーって捨てる時どうしたらいいの?」
そういうあなた向けの記事となっています。
この記事でわかること
- エストレヤのバッテリー交換
- バッテリーの捨て方
- バッテリー交換時の注意点
- コスパのいいオススメバッテリー
バッテリー交換の動画はページ下にあります。
バッテリーの交換時期
バッテリーの交換時期は
- 50,000km〜70,000km
- 2〜3年ほど
と言われています。
中古車で購入した場合、元から入ってるバッテリーの使用度合いによっては変動してきます。
1年めで最初は交換しました!
寿命になった時の症状
バッテリーは交換時期になると
- 電圧テスターで計測したら12.5V以下になる
- セルモーターが回らず始動できない
- ヘッドライトやウィンカーの光が弱い
などがあります。
他にも点火プラグへうまく通電せず点火できなくなって
”アイドリングが不安定”になったりすることもあります。
電圧テスターを初めて使うときは”デジタル表記”だとわかりやすいです。
ショップに頼むといくらかかる?
いくつか調べてみたところバッテリー交換の工賃は
¥1,650〜
くらいでした。
これにバッテリー代がかかってくるので
大体¥15,000〜¥20,000の間で変動してきそうです。
ショップで取り扱ってるバッテリーは1万超えはするので
それなりに高くなってきます。
メモ
僕のエストレヤも最初のバッテリー交換は
買ったところでやってもらいましたが
その時の費用は¥20,000弱でした。
少しでも安く抑えたいなら自分で交換するか
持ち込みで交換してもらえるかショップの方に
問い合わせてみるといいでしょう!
バッテリーの交換方法
ここからはエストレヤを参考にバッテリーの交換手順を解説していきます。
新しいバッテリーの用意
今回、交換用に用意したバッテリーは
「台湾湯浅」のYTX9-BS(密閉型メンテナンスフリー)
5,000円ほどで購入できるコスパの良いバッテリーなので
初めてエストレヤのバッテリーを交換してみたい!という方には特にオススメ!
このバッテリーは自分で液を補充して使うものですが
入れ方も簡単なの初めてでも心配なく!
まずはバッテリーに貼られているシールを剥がして液を補充する口を解放します。
※銀紙がいじらずにそのまま
ボトルと補充する口に対して”垂直”にたてて押し込みます!
この時斜めにズレたりしないようにしっかり真上から押し込みましょう。
しっかり奥まで差し込むと「シュー」っという音とがして
少しずつ中の液体がバッテリー内へ入っていくので
”20分ほど”放置します。
20分ほど経過したらボトルの中身が全部入ってることを確認して
ボトルを取り外します。
あとはボトルについてた黒い蓋をバッテリーの口にはめます。
かなりキツキツなのでしっかり奥まで押し込みましょう。
これでバッテリーの準備は完了!
バイクへバッテリーの取り付け
エストレヤの場合は右側シート下にバッテリーが収納されているので
まずは見える状態まで持っていきます。
右のサイドカバーとシートを外すとバッテリーが見えます。
特にバッテリーあたりをカスタムしていなければ
写真と同じようになってるはずなので
バッテリーの(+)と(−)の位置を確認しておきましょう。
ヒューズボックスの下にはこういったプラスチックの固定板が
(+)ねじ1本で固定されているので
これも外しておくと作業がしやすいですよ。
写真では(−)が手前にきてますが
おそらく通常は”(+)が手前”になってると思うので気にしないでください!
反対にとりつけられても特に問題はないのでご安心を!
(実際、6年以上乗ってるけど不具合とはか起きてないです)
バッテリー自体は特に固定されておらず
(+)と(−)につてるねじを2本外せば簡単に引き抜くことができます。
注意ポイント
バッテリーを外したり取り付けたりする時は
- 必ず(−)→(+)の順で取り外し
- (+)→(−)の順で取り付けてください。
※スパーク(火花)が発生したり、配線がショートするのを防ぐために。
スパークの例↓
https://www.instagram.com/p/BgS_xo0FH0E/?igshid=j22ccf6duy1o
ねじを2本外せたら後はバッテリーを引き抜くだけ!
これでバッテリーの取り外しは完了です!
後は逆の手順で新しいバッテリーをはめて
(+)→(−)の順番で配線を繋げばバッテリーの交換は完了です!
交換が無事にできたら
逆の手順でサイドカバーとシートを取り付けて
実際に始動させて様子をみます。
配線をショートさせてしまったら
もし取り外し・取り付けの順番を間違って
配線をショートさせてしまったたどうするか
まず大事なのは
とりあえず落ち着きます
いきなり火花が散ったりするとびっくりしてパニックになる思うけど
一旦作業を中断して落ち着きましょう。
焦って下手にいじると状況を悪化させる可能性があるので
まずは落ち着くことが大事!
落ち着いたらショートでそこかのヒューズが飛んでないか
確認しましょう。
ヒューズは過剰な電気が流れた時に
自ら切れることで電装系が壊れるのを防いでくれます。
なので、まずはヒューズボックスを開けてヒューズが切れてないか確認。
どれがどこの電源なのかは蓋の裏に記載されています。
エストレヤのヒューズボックスは
「ミニ平型ヒューズ」の10A(赤)と30A(緑)が使われてます。
これで切れているヒューズを交換すると直ることがありますが
もしそれでも直らない場合は他に原因があるので
無理にいじらず近くのショップに持ち込んで直してもらうことをオススメします。
ヒューズが飛ぶ現象はこちらで解説してくれているので参考までに
(車で実験してますが、バイクでも同じことが起こります)
バッテリーの捨て方
交換後不要になったバッテリーは”自治体で回収することはできません”
たまに
「回収できるように分解したらいいんじゃない?」
という方がいるようですが危険なのでやめましょう。
メモ
バッテリーに使われてる「希硫酸」が
皮膚に着くと大火傷、服に着くと溶けるなどの危険があるため。
もし、バッテリーが回収できないことを知らずにゴミに出してしまうと
不法投棄になってしまうので気をつけましょうね!
ショップで処分
バイク用品店やカー用品店、ホームセンターやガソリンスタンドで
バッテリーを購入した時は古いバッテリーを回収してくれることがあります。
ただこれはお店によって変わるので事前に
- 下取りはやってくれるか
- やってくれるなら”有料”か”無料”か
を確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼して回収
ネットなどで買って自分で交換したバッテリーは
業者へ依頼して回収してもらう方法があります。
バッテリーの回収・処分費用の相場は
だいたい500〜1,000円ほどですが
バッテリーの状態(液漏れなど)によっては別途費用がかかる場合があります。
ネットで「〇〇市 バッテリー 処分」などと検索すると
近くの回収業者がヒットするので
費用などを調べながら処分を依頼しましょう。
ちなみに業者にいよっては”買取”で処分してくれるところもあります。
その場合「1円/kg(税込)」なことが多いす。
メモ
買取にはバッテリーの条件が指定されてることがあるので
持ち込む前にしっかり確認しましょう。
例)
- 鉛(Pb・Lead)の表記があること
- 動作不問(動作しなくてもよい)
- 硫酸が入ったままでも問題ないが、分引きを行う。
- 鉛の含まれてないもの(ニッケルカドミウム電池等)は買取・引き取り不可
悪徳業者には注意!
街中で「不用品買取ます」というアナウンスを流しながら
ゆっくり走ってる軽トラを見かけたことはありませんか?
全部がそうではないですが、ああいった業者の中には
「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬許可」を得ていない場合があります。
そういった業者に回収を依頼してしまうと
高額な請求や不法投棄になりトラブルへ発展することがあるので注意してください。
もしトラブルになってしまったら
万が一、知らずに回収を依頼してトラブルになってしまったら
国民生活センターへ相談してください!
おわりに
今回のまとめ
- 50,000〜70,000km or 2~3年を目安にバッテリーは交換
- バッテリーは「(−)→(+)で外し、(+)→(−)で取り付ける」
- もしショートさせたらまずは落ち着いてから対処する
- 台湾湯浅のバッテリーがコスパくよくてオススメ
バッテリー交換は忘れてる頃に寿命がやってくるので
交換した時にラベルで日付を書いたり
SNSに投稿で残しておくと次の交換時期がわかりやすいですよ!
過去の投稿を遡りやすものがオススメ!
また、
- 満充電を維持する
- 長期間乗らない(冬場など)時はバッテリーを車体から外しておく
などを気をつけておくとバッテリーの劣化を軽減できるので
特に近場行く時しか乗らない”短距離走行の頻度が多い”場合は
定期的にバッテリーを充電してあげるといいでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
〈バッテリー交換に使用したオススメバッテリー〉
※バッテリーを買うときは必ず自分のバイクに対応しているか調べてから買いましょう。
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