【第3弾】日本1周中にやったバイトを紹介:「JAでの大根選果バイト」
はいさい!ぐすーよーちゅーがなびら!
今回は旅中に私がやってたバイト紹介第3弾として工場での大根の選果バイトを紹介していきます!
このバイトは天気に左右されることなく働けますが、正直オススメはしません。
大根の選果って?
大根の選果バイトはざっくり言っていまうと
- 大根を並べる
だけのお仕事です。(場所によっては多少変わるかもしれません)
各ポジションについてベルトコンベアーで流れてくる大根を並べ替えていきます。
給料と勤務時間
- 時給970円(ひと月約16万弱)
- 勤務時間は8:30〜17:00の実働7.5h
お昼に1時間の休憩と10時と3時に15分の休憩があり第1弾で紹介した農家の収穫バイトと似たようなものですね!
暑い日は不定期で5分間の水飲み休憩を挟んだり、飲み物(お茶やスポドリ)が支給されることがあります。
出勤退勤は送迎とバスがあるので朝は迎えてもらい、帰りは乗ったところまで送ってもらえます。
ちなみにバスを使うわず自分で行くと交通費も出ることもあるので前もって相談しておくことが大事!
残業はほぼなしで、だいたい16時30分か45分くらいまでに作業を終えてタイムカードがきれる時間まで休憩室で待機してることがほとんどでした。
服装
服装自体は半ズボン以外なら基本なんでもOK(汚れてもいい速乾性のものがオススメ)
防水のエプロンと帽子と少しだけマスク(コロナのため)が支給されますが、長靴とゴム手袋は各自で用意。
作業場は屋内とはいえ水を使っていて冷えるので
- 薄手の羽織えるもの
大根の葉についてる農薬でかぶれることがあるので
- 腕ぬき
はあると重宝しますよ。
仕事内容
各ポジションがあって、1日4回場所を変えてローテーションします。
レーンは全部で3本ありますが、人数の関係上使っているのは基本2本です。(最盛期にめちゃめちゃ大根が多くて2本のレーンは足りずに3本使ったのは2、3回ありました)
そのほとんどが前屈みでの作業になるので腰がかなり痛いです!!
①原料
収穫された泥や雑草がついたままの大根が流れてくるところで洗浄機に通すしやすい様に向きを変えて並べます。基本は2つのレーン使用時は5人(2人と3人に分かれて)で作業します。
※泥が跳ねるのでここが一番汚れます
選別とかはほとんどせずただひたすら向きを変えるだけなんですが、たまに洗浄機の方を確認しないと大根が洗浄機の入り口で詰まってえらいことになります!
②整列(基本4人)
洗浄機で洗われて綺麗になった大根をある程度選別しながら横一列に綺麗に並べていきます。
2本のベルコンの速さが違うのでここは必ず大根が渋滞を起こして並べるところじゃない状況になりますね(収穫最盛期はほぼ毎日なってました)。人が多いときは整列に回して7.8人で対応するんですが、少ないときは2.3人で対応することになるときもありました。
選別は腐ってるものや折れてしまってるもの、割れてるもの等パッと見る明らかにダメなものだけはじいていきます。(細かい選別は別のところでやってくれます)
③対面としっぽ(1人ずつ)
ここからは大根の長すぎる根(しっぽ)と葉っぱ(頭)を切り落として見た目を綺麗にしていく工程になります。切って調整しておかないと段ボールに梱包する時に入らないようです。
しっぽを切るための丸鋸が回転してるのでそこに通す前に対面の人が大まかに並べつつ位置を調整し、しっぽの人が微調整します。
④葉っぱ(1人)
しっぽを切った次は葉っぱを丸鋸で同じように切り落として短くするために流れてくる大根の位置を調整して丸鋸へと通します。
しっぽと葉っぱは切る位置を間違えると商品価値がかなり下がってしまうので、間違えないように気をつけながら位置を調整します。もし間違えて切りすぎると怒られます。
⑤センサー
しっぽと葉っぱを綺麗に切り落としたら最後にカメラがついてる箱にと越すために並べるんですが、ベルコンにマークがあるのでそこに合わせて位置を調整します。それと大根に葉っぱが重なってたりするとカメラがうまく認識しないようなので位置を揃えつつ重なってる葉っぱはどかしていきます。
⑥カット(基本2〜3人)
選別ではじかれたそのままだと商品にできない大根を使える部分だけ残して切っていく作業。
刃物(包丁)を持って作業するので気をつけないと指をスパッと切ります(毎回何人か必ず切る人がいて危ないです) 。しかも忙しいと大根をまな板に置く暇もなく手に持ったまま切るために包丁をそこそこ勢いよく振り下ろすので、わりと深々と切る人もいます。
一応会社から切断に強い手袋を配られてるんですが私はサイズが合わなくて途中から使わずやってました。
大根は規格外のものだと長さ40cm、太さ30cm超えで重さ5kg以上なんてものもあってそれを片手で持って切るので手首にかなり負担をかけます。鍛えてる人なある程度大丈夫ですが、不安な人は手首のサポーター等を用意した方がいいです。(それでも軽減する程度で負担はかかるので痛める恐れはあります)
オススメしない理由
チラッと最初の方でも書きましたが、基本屋内での作業なので天気に左右されることなく働けて稼ぐことはできます。が、オススメはしません!
なぜかというと、以下のことが理由です。
- 住み込みではなく住む場所が必要
- 週6と全くプライベートがない
- その割には思った以上に稼げない
- 得るものは何もない(時間を浪費してる感覚が強いです)
住む場所が必要
これが一番大きな理由です。
リゾバなら寮に入って格安(月1万以下)で住む場所を確保できますが、このバイトの場合まず働いている間の住む家を探す必要が出てきます。友達が近くにいて住まわせてくれるならいいですが、宿を見つけて長期滞在するくらいならリゾバに行った方がいいです。その方が生活費の出費を抑えることができます!
週6勤務
仕事は月曜〜土曜までの週6(一応用事等で休むときは前日までにいえば休めます)
休みが少ないから外食や浪費は抑えられますが、精神的にかなり疲れます。しかもこんだけ働いていても1ヶ月の給料は16万弱(ここからさらに年金や保険料の税金が引かれます)
得られるものは何もない
リゾバも似たようなものですが、あそこは友達も作りやすいですがこっちの場合は一切そういうのはないです。
しかも作業は頭を使わない単調になるので、まるでロボットになったような感じがして自分の時間をお金に変えているという感覚が強いです。
誰かがやらないといけないとはいえ、これを何年も続けてる人は素直にすごいと思います。
このバイトの良いところ
悪いところばっかり言っても仕方ないので、良いところと考えて思いつくのはこれくらいですね(本当に他に思い当たらないんです)
残業はない+作業は早く終わる
「残業がない」というところと「作業は早めに終わること」
稼ぎたい側からしたら残業した方がいいかもしれないけれど、そこまですると宿に帰ったらご飯食べて寝るだけの生活になってしまって本当にプライベートを確保できず病んでしまいそうです。
作業が早く終わると言っても、早上がりするわけではなく17時になるまで休憩所で待機して時間になったらタイムカードをきって帰るという感じです。(1度だけ30分早上がりはありましたがタイムカードは17時でちゃんと調整されていました)
おわりに
今回3ヶ月ほどこのバイトをしていて思ったのは「もう2度とやることはないだろう」ということでしたね。
もし旅中にお金がなくなりそうでがっつり稼ぎたいという人がいたらリゾバに行くか、他に稼げる仕事に行くことをオススメします。
それと最後の何がこの仕事で一番辛かったかというと、それは仕事じゃなくて働いている人の中にクチャラーがいたことです(しかも複数人)。休憩のたびに「くちゃくちゃ」音を鳴らしながら食べていて、それがもう不快すぎて大変でした!休むはずの時間が逆に精神的にキツくて毎回イヤホンつけて大音量で音楽聴いて周りの音が聞こえないようにしていたくらいです!
まぁ他人のことをとやかく言っても時間と労力の無駄なので自分で聞こえないように対策を取った方がいいです。良くも悪くもここを終えたら会うこともないので指摘して直してもらう必要もありませんし。
それでは今回はここまで!
今後旅中にまた何か単発でもバイトをしたらまた書いていこうと思います!
最後まで読んでいただきいっぺーにふぇーでーびたん!
またやーさい!!
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