【第2弾】日本1周中にやったバイトを紹介「スキー場リフトスタッフ」


スキー場でバイトしてみたいけど滑れなくてもいいの?
リゾートバイトするときに注意することって何がある?
変な人がいたら怖いな〜誰かスキー場バイトについて詳しく教えてほしい!
という悩みに応えていくまとめ記事となります!
リゾートバイトに興味がでてスキー場でやってみたいけど
滑れないし、英語も話せないけど大丈夫なの?
何を持っていけばいいのか、本当に稼げる?
リゾートバイトの派遣会社ってどこがいいの?
と悩みを挙げると色々尽きないですよね。
そこでこの記事では”スキー場のバイト経験をもとに「スキー場バイトがどんなものか」”について
丁寧に詳しく紹介していきます!
- スキー場リゾートバイトの仕事内容
- 1ヶ月の給料はどのくらい?
- 派遣会社はどこと選ぶといいの?
- 出会いはあるの?


- 2019.05~2020.12 日本一周約20,000km完走
- バイクで行くソロキャンプ・ツーリングが好き
- 整備は「調べて挑戦してみる」スタイル
日本一周の経験をもとにバイクで行くソロキャンプやバイク旅、整備について発信しています。
スキー場リゾートバイトの仕事はたくさんある


ひとくちに「スキー場のリゾートバイト」と言ってもたくさんの仕事があります。
- リフトスタッフ(今回紹介する仕事)
- パトロール
- インストラクター
- チケットカウンター係り
- レンタルスタッフ
- 温泉・プールの受付
などなど。
仕事によって求められる語学能力や滑れる技術レベルなどが変わってくるけど
その中でもリフトスタッフは比較的優しめでスキー場バイト初めてでもできます。
リフトスタッフのお仕事
リフトスタッフのお仕事は主に
- リフト周りの動線(柵やネット)の設置・片付け
- リフト(本体)の準備・片付け
- 乗り降り場の整備・案内
といった感じになります。
ざっくりといえば、利用する人が安全に使えるための仕事ですね!
勤務時間
仕事は8:00〜17:00の9時間(休憩1時間)でナイター勤務があれば20:00まで
ちなみに休憩時間が1時間とあるけれどガッツリ1時間休憩をとるというわけじゃなく
ローテンションで30分の待機時間があるからそれが休憩扱いになるって感じでした。



トラブルが起きたりしない限り
しっかりご飯は食べれるし休憩をまとめて1時間取るよりは
こまめに30分程度ゆっくりする時間があった方が
個人的には良かったですね!
とはいえ場所によって配属される人数が変わるし、忙しさも変わるので
リフトによっては休憩という休憩は取れずご飯を食べつつ仕事することもあります。
リフトのポジションごとの役割
リフトスタッフはいくつかのポジションがあり、そこを30分程度で入れ替わりつつ仕事をしていきます。
- 監視:各リフトや事務所との電話対応・チケットの不正がないか監視・非常停止時の放送など
- 乗降:お客さんが安全・スムーズに乗り降りできるように案内
- 待機:ご飯を食べたり、外の雪かき、休みつつも何かあればヘルプに入る
だいたいこの3つを各30分ごとで回していきます。
ちなみに小さいリフトだと2人でまわすこともあって、そういうときは監視をしながらご飯を食べるため休む暇がないです。



監視しながらご飯を食べるので「監視めし」って
スタッフの間で言われてました(笑)
リフトでよくあるトラブル
リフトは初心者にとって最初のつまずくポイントになります。
本当によくあったのが
- 乗る時に座らずそのままリフトに押されて転ける
- 降りきれずに折り返してしまう
- 降りてすぐ転けるorネットに突っ込む
このパターンですね。
やっぱり慣れないとパニックになっちゃって予想外の行動することがあって
スタッフ側から怖かったのは「降りる位置で降りれず、地面との距離がある場所で飛び降りる」のパターン



え、いくらパニックになってもさすがにやらないでしょ?!
って思うかもしれないけど、実際に何人もこれをやる人がいて
スタッフが大声で声をかけても本人はパニックで聞こえてないので降りようとちゃうんですよね・・・。
なので、少しでも「あ、この人降りる時危ないな」と感じたら減速したり、最悪緊急停止して下ろします。



たまに他の方から「ここのリフトは減速・停止しすぎジャない?」って
言われることもあるけど怪我されるよりは全然マシです。
スキー場バイトは滑れないといけないのか
これは「滑れなくても働けます」
実際、同じリフトスタッフでも僕を含め滑れない人もたくさんいました。
ただリフトでも山頂に近い場所やパトロールのように滑れないといけないところもあるので
職種や配属される場所によって変わることは覚えておきましょう。



仕事の説明時、滑れるかどうかのアンケートがあるので
それれ配属されるリフトが変わってきます。
滑れないor自信がない場合は下手に見栄を張らず
正直に書いた方がいいですね!
働く時の服装について


働く時の服装は「支給されたスキーウェア」を着用します。
インナーなどは自分で用意する必要があるので、事前に買って用意しておきましょう。
参考までに実際に使っては服装や小物は以下の通り
- 厚手のニット帽子
- バラクラバ(ホームセンターで500円くらいのもの)
- インナー上下(ヒートテックの極暖)
- 手袋(セカンドストリートで売ってたスキー用のもの)
- 靴下(モンベルの厚手のもの)
- スノーブーツ(ソレル)
- サングラス(ドンキに売ってた1,000円くらい)
特に晴れた日は雪に反射した太陽光が眩しいのでサングラス(偏光レンズ)は必須!
さらにバラクラバがあると耳や口を覆えるので1枚持ってるととても便利です。



雪山ではサングラスがないと強烈な太陽光で
雪目になることがあるらしく、
対策にサングラスは1本持っておきましょう!
雪目とは、 スキー場や海水浴場で強い太陽光を浴びたり、電気溶接を行ったことによって、目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷つく病気です。強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」、「目がゴロゴロする」、「涙が出る」、「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。
千手製薬株式会社より
1ヶ月の給料


リフトスタッフの時給は900〜970円くらいなので
1ヶ月の手取りはだいたい160,000〜200,000万円いかないくらい
同じ仕事でも派遣会社によって時給が変わってくるので
リゾートバイトをするときは、複数の派遣会社へ登録し1番給料のいいところを選びましょう!



給料はモチベーションに直結するので
「滑れればいいや」と思わず、高いところを選んだ方がいいです!
寮について(1ヶ月の寮費や設備)


1ヶ月の寮費
まず寮費についてですが、これも契約元によって若干条件が変わってきます。
僕の場合を例に挙げると
- 個室で8,000円/月(2人部屋なら半額の4000円/月)
- 寝具をレンタルするなら追加で1,600円程/月
カップルで来た人用にカップル部屋なんてのもありましたが、こちらはいくらなのかは分かりません。
寮の設備について
個室に設置されてる設備は以下の通り
- テレビ
- 机、イス
- ベット(寝具は各自用意か有料レンタル)
- 冷蔵庫(ある部屋ない部屋があった)
- 暖房
- クローゼット(部屋によって形が若干変わる)
共同設備は以下の通り
- トイレ
- お風呂
- 電子レンジ(エントランスに一つだけ)
- ポット(エントランスに3つくらい)
- ドライヤー(弱いので自分で買った方がいいレベル)
- 洗濯機(乾燥機はなし)
- Wi-Fi
となっています。



とはいえ、温泉が使えるならそっちの方が
設備は良いのでいつもそっちを使っていました!
部屋に用意しておくといいもの
共同の設備で「ケトル」や「電子レンジ」があるとはいえ誰かが使っていると待つことのなるので
できれば一人用のケトルや炊飯器があるとかなり便利です。
中でもスキー場リゾートバイトで最優先で用意したいのが「加湿器」
冬ということもあって部屋の中がすごい乾燥します。
そのこともあって寝てる間に喉をやられる人が多くいたので、リサイクルショップなどで
加湿器を一台買って部屋に設置しておくだけで変わるのでオススメ!



リサイクルショップを使えば安く手に入るので
休みの日で何件か回ってみるといいですよ!


リゾバでの食費について


住み込みのリゾートバイトで気になるのが「食事」
節約するうえでもバイトを楽しむうえでも食事は大きく影響するので要チェックです。
寮のご飯+仕事で頼めるお弁当を合わせても1日あたり1,000円もいきません。
- 朝食:230円
- 昼食:300円
- 夜食:380円
そもそもが安いので下手に自炊をすると逆に出費が増えることも・・・。
あとはナイター業務で小腹が空いたとき用のご飯だったり
寮の部屋で食べるお菓子や飲み物を合わせても1ヶ月3万円くらいになります。



休みの日に街に降りて外食などをしてると
どんどん食費が増えていくのでお金を貯めたいなら
外食やお菓子は控えた方がいいですね。
リゾートバイトにはどんな人たちが来るのか
仕事をする上でどんな人たちが来るのかって重要なことですが、こ
ればっかりは行ってみないとわからないのもなのでここでは私の体験をもとに紹介します。
- 初めての人
- リピーター
- 海外の人
なかなかクセの強い人たちが集まっていましたが、
それでも基本は面白い人たちばかりなのでリゾバは楽しいですよ!
※中には関わるとろくなことがない人がいるのも事実
もし面倒な人に目をつけられたら
それでも万が一面倒な人に目をつけられて嫌なことをされるようなら、
上の人間へ伝えてリフトを変えてもらうなど対策をお願いしますが対応しないようなら
さっさと辞めて他のスキー場へ移動するなりしましょう!
実際に僕がいたスキー場であったの事例が
- 「自分ルール」を勝手に作って周りに押し付けたり
- 自分の気に入らない人に対してネチネチ嫌みを言ったり
- 根も葉もない噂を流して貶めてきたりする
いろんな人が集まるのでどうしても性格の合う合わないが出てくるので仕方ないんですが
もうちょっとこう「うまくやっていけないのか」と思うことは多々ありました。



特に男女のもつれからくる厄介ごとは
「他所でやれよ」と言いたくなりますね(笑)
スキー場バイトで出会いはあるのか
「スキー場バイトで出会いはあるのか」は気になるポイントですよね!
これは行動次第でチャンスは十分にあります。
実際カップルで来ているリピーターの方はこのリゾートバイトで出会って付き合い始めたと言っていましたし、
スタッフ同士で付き合い始める人たちもちらほらいました。



海外からくる人たちもたくさんいるので
英語が話せると知り合える人も増えるので
チャンスは増えると思います!
なんにせよ行動していかないと出会いはあってもそのチャンスを掴めないので
本気で出会いが欲しいならガンガン行動していくことですね!
リゾバでお金を貯める方法
もしあなたが「貯金目的」でリゾートバイトへ行くなら出費を出入る限り抑えていかないと
バイトを終えたとき手元にほとんど残ってないなんてことになってしまいます。
節約する具体的な方法として
- お菓子など余計なものを買わない
- 休みの日必要な買い出し以外で街へ降りない
- 外食は控える
特に休みの日に街へ降りるとけっこー無駄な出費をしてしまいがちなので控えた方がいいです。
さらにナイターは通常勤務に+2時間半くらいの残業手当になるので
少しでも稼ぎたい場合は入れる分限界まで入っておきましょう!
リゾートバイトを始めるには
- 派遣会社へ登録
- 気になったリゾートバイトへ応募
- 契約や自給に問題がなければそのまま契約
同じ仕事であっても派遣会社によって時給や待遇が大きく変わるので
複数の会社を調べて条件を合うところを探してください。


まとめ
リゾートバイトは働きながら観光や普段できない体験をすることができるし、
住み込みになるので日本一周中の問題点になる「宿の確保」が解決できるので
おすすめのバイトの一つです。
旅中に東北や北海道で越冬したいという場合は選択肢の一つとして検討してみてください!



