バイクで日本一周するとき積載方法とコツを紹介ー大きい箱はNG?ー
バイクで日本一周でにいざ荷物を揃えて積もうとすると
「どうやったら綺麗に詰めるのか」
に迷った経験を持つ旅人も多いと思います。
僕も日本一周出るとき、いざ荷物を準備してバイクに積むか!という時に
これどうやったら綺麗にバランスよく詰めるんだ
とかなり頭を悩ましました。
結局、旅の最後までいろんな方法を試行錯誤していたので
今回は「荷物の積載のコツ」について僕の失敗経験も踏まえて話していこうと思います。
日本一周バイク旅で積載に気をつけるポイント
まず、日本一周バイク旅で積載するときに気をつけるポイントは
- ホムセン箱を使うときは50ℓ前後がオススメ
- カラビナやツーリングネットを活用
- 箱は極力キャリアに固定
- 重いものは車体中央に近い場所へ
- 使用頻度の高いものほど上の方へ
ホムセン箱は50ℓ前後がオススメ
これは僕が失敗したことなんですが、
ホムセン箱を選ぶときに「ステッカーをたくさん貼るため」という理由で70ℓの大きな箱を選んだんですが
いざバイクへ取り付けてみると大きすぎて
- 箱自体が重くて荷物を入れると重心が後へかかりすぎた
- 横風の影響をかなり受けるようになった
- 箱が大きいからついつい荷物が増えてしまった
などのことがありました。
長旅でいろんなことに備えたいという気持ちがあるのもわかりますが
ホムセン箱だけに積めずに、ツーリングバッグやサイドバッグなどを活用して
うまく分散するようにしましょう。
ホムセン箱は極力キャリアに固定
人によってはホムセン箱を荷締めベルトだけで固定することもありますが
個人的にはボルトなどでキャリアに固定しておくことをオススメします。
これは
- 不意にベルトが緩んだ時の落下を防ぐため
- ボックスから荷物を取り出しやすいようにするため
日本一周中、「箱の荷物をちょっと出し入れする場面」っていうのが多々あります。
そういった時、毎回ベルトを外して箱を下ろしてると大変なので
ボックスを固定していると荷物の出し入れが気軽にできるのでオススメ。
重いものは車体中央に近い場所
重いものが箱の外側にあると、どうしても重心が偏ってしまい運転に影響が出てしまうので
持っていく荷物の中でも重たいものは自分のすぐ後ろ(中央)あたりになるよう心がけましょう。
僕の場合はキャンプ道具や工具などが重かったのでツーリングバッグへ入れて
メインシートのすぐ後ろになるようにしていました。
軽いもの・使用頻度の高いものは上部へ
逆に使用頻度の高く軽いもの(洋服やシュラフ、ガスボンベなど)はボックスに入れてました。
そうすることで必要なときわざわざ探す手間を極力省けてストレスの要因を少しでも減らすことができます。
正直、日本一周って想像以上にストレスが溜まっていくので
こうした”ちょっとした部分”でのストレスは溜めないようにすることをオススメ。
積載にオススメの小物
バイクへ荷物を積載する上でよく使っていたのが
- カラビナ
- 結束バンド
- 荷締めベルト(ラチェット式)
- 荷造り紐
- ツーリングネット
カラビナや結束バンド、荷造り紐
主にマットや濡れたタオル、サンダルなどをホムセン箱の横に
固定する様に使ったしていました。
また、ブルーシートをテント代わり・バイクカバー代わりに使うときなど
使い勝手もよく便利で、かつ場所も取らないので
日本一周でバイクに荷物を積載する上でオススメの小物です。
荷締めベルト
ツーリングバッグや大きめのカバンを固定するために使っていて
人によってはホムセン箱を固定するのにも使っているので
割とメジャーな便利グッズです。
そのまま使うとかなり長いので、使うときは「必要な長さ+少し余らせた」部分以外は切って
長さを調整しておくことをオススメします。
ツーリングネット
テントを入れてるツーリングバッグなど使用頻度が低いものは荷締めベルトで固定してましたが
それ以外の街歩き用のバッグやレインウェア、ブルーシートやレインカバーなどを
固定するには取り外しがしやすいツーリングネットを使用していました。
ネットは伸び縮みするので、旅の途中で予想外に増えた荷物などにも対応でき一つ持ってると便利でした!
旅中は自分のやりやすい様に工夫していく
「これはここにしまうとアクセスしやすいな」
「これ使うと積載したときの見た目がいい」
「この入れ物よりこっち使うと無駄なスペースが減らせる」
など、試行錯誤を繰り返していると
だんだん自分に合った荷物の積み方や収納の仕方などが感覚でわかってくるので
思いついたことはどんどん試しみてみましょう!
SNSやブログで他の旅人の投稿をみてると「こんな積載・収納方法があったんだ?!」
と自分では思い付かないような積載方法や収納方法をやってることも見つかるので
たまにチェックしてみるのもオススメです!
あまり外側へ荷物をつけすぎない
ホムセン箱を加工するとマットや小物類を取り付けられるスペースができたり
ツーリングバッグなどはDリングと呼ばれる場所にカラビナを引っ掛けて荷物を下げたり
することができますが、極力しないようにしましょう。
確かにいろんな荷物をぶら下げると”旅感”が出るかもしれませんが
万が一ぶら下げていた荷物が道路上に落下したら思わぬ事故やトラブルの原因になりかねません。
バイクへ荷物を積むとき・取り付けるときは
- 荷物をジャラジャラとぶら下げすぎてないか
- サイドバッグのジッパーやバックルは壊れてないか
など注意してください。
まとめ
日本一周バイク旅をするとき、限りある積載スペースにどうやって綺麗にかつ効率よく荷物を積むか
の問題は「これが正解」というものはないので
いろんな方法を試して自分が「これは便利だな」「ストレスを感じない」という方法を探してみてください。
バイク旅以外でも、自転車旅や徒歩旅などバイクよりも積載スペースや荷物選びがシビアになる旅の積載方法も
見てみるとバイクへアレンジできることがあります。
この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。
お互い楽しいバイクライフを送りましょう!
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