【エストレヤをレストア①】壊れたエストレヤの腰上オーバーホール
エストレヤに乗り始めて2年ほど経った時に
カムチェーンの伸びが確認したので自分で交換してみたところ、
交換自体はうまくできたけど、シリンダーとバルブの調整を間違え
壊してしまうという結果になりました。
あれから数年、パーツ取りに放置していたエンジンを見て
「次はちゃんと調整の仕方などをマニュアルで調べつつ直してみるか」と思い立ったので
チャレンジしてみることにしました!
エンジンの分解
エンジンが壊れた原因についてエンジン載せ替えを依頼したバイク屋さんからは
「圧縮がされてないのでバルブもしくはピストン周りに原因があるかもしれない」
と言われていたので、早速外せそうなところは全て外していきます。
※この段階では直すなんて考えてなくて「どんな仕組みになってるんだろう」くらいの軽い気持ちでした。
まずはどこが壊れてるのか調べる必要があるのでできる外せるパーツは外します。 とりあえず外すのは
あたり。 その後、腰上部分を分解していきます。
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チェーンカバーを外したあと ジェネレーターカバーを外します。
チェーンカバー:8mmボルト 3本 |
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クラッチカバーを外します。 この時、オイルフィルターが入ってる部分のカバーも一緒に外しておきます。
オイルフィルターカバー:8mm 2本 |
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シリンダーヘッドカバー、シリンダーカバーも外します。
シリンダーヘットカバー:8mm 3本 |
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腰上分解するためにカムチェーンを外します。 ※プーリーホルダーはそのままだとサイズが合わないため、ホームセンターに売ってるステーを使って延長することで、エストレヤのジェネレーターに無理矢理合わせています。
カムチェーンスプロケット:10mm 1本 |
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カムチェーンスプロケットの固定ボルトやスプロケットを外したら、 ジェネレーターも分解するなら下に落としても大丈夫ですが、今は腰上だけで済むかもしれないのでこのままにします。 |
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シリンダーヘッドを外す前に反対側にある「オイルパイプ」を外します。
オイルパイプ:8mm 2本(上下) |
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シリンダーヘッドを外すために、カムチェーン側にあるボルト2本とシリンダーヘッドの上にあるボルト4本を外します。 ※カムチェーン側にあるボルトの確認は2枚上の写真を参考にして下さい。
シリンダーヘッドを固定してるボルトはかなり硬いので、できればエンジンを固定しながらかインパクトドライバーなどを使うとより楽に外せます。 この時はそんな便利アイテムなんて持っていなかったので力で無理矢理外しました。
シリンダーヘッド固定ボルト:10mm 4本 |
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カムチェーンに気をつけながらシリンダーヘッドを外します。 ※パーツを取りはずじた部分は場所によって鋭利になってるので手を切らないように軍手や作業手袋をしておきましょう。 |
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シリンダーを外す前にガスケットを外します。 薄いので曲げたり無くしたりしないように注意。 |
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シリンダーを外します。 もしピストンリングなどを交換したくない場合はここは外さないようにしましょう!
サービスマニュアルにはピストンを固定してるピン(ピストンスナップリング)をはじめとするリング類は 古い年式使われてるピストンやリング類は廃盤となっていて注文ができません。 ざっと計算しただけでも全部で2万円ほどかかるので、交換を予定していない場合はシリンダーはそのままにしておきましょう。
今回はオーバーホールも目的の一つなので僕は外します。 |
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これで腰上の分解が終わり、外せるものはあらかた外しました。 次はシリンダーヘッドを分解して圧縮されない原因を探して行きます。 |
腰上分解がこれで一区切りしたので次は「圧縮されない原因を探して行きます。
ちなみに圧縮されない原因を探すまでに約3年ほどこのエンジンを寝かしました(笑)
注意ポイント
この作業は専門家でもなんでもない一般人が自分で調べながら作業を行なっています。
この記事を参考にして作業を行なって何が起きてもこちらは一切責任を負いません。全て自己責任でお願いします。
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