【突然の削除】GMOコインからメタマスクへ送金できなくなった?!

こんにちは!かきぴー(@kakipi_crypt)です。
いつもなら出だしは「〇〇な悩みについてお答えします」という流れで書くんですが、今回はちょっと事情があってこのような書き出しにさせてもらっています。
内容はタイトルにもあるようにGMOコインでトラブルがあったので事の経緯と対応について共有と注意喚起をしていこうと思います。
- 取引所はあくまで”使わせてもらってる”サービスであること
- ウォレットアドレスを削除されたときの対処法
- 個人でもできる簡単なリスク分散方法
もしかしたらTwitterでちらっと見かけた方もいるかもしれないですが、9/9(金)の朝以下のようなことが起こりました。


これまで問題もなく何度も送金してたメタマスク(ウォレット)へ送金が突然一方的にできないようにされました。
本記事ではこの出来事に対して個人としてどう対応してくかなどについて書いていますので、もしあなたが「一つの取引所orウォレットしか使っていない」場合はぜひ最後まで読んでいただければと思います。
※今回たまたまGMOコインで起こったことですが、これはどの取引所でも起こり得ることです。
なのでGMOコインだけを否定するものではないのでご注意ください。
【突然】GMOコインからアドレス削除の連絡
改めて起こったことを話すと、次の通りになります。
- 9/9(金)の朝、突然GMOコインから「ご登録済みの宛先について」のメールが届く
- 内容をチェックすると「審査の結果、宛先を先除しました」の通知だった





さすがに突然すぎて二度見しました。
GMOコインはこれまで何度か取引所→ウォレットへ送金をおこなっていたので「なんで今さら?」「何か規約違反したのかな?」と考えましたね。


もともとGMOコインは送金用に使っていたので送金以外にはなにもやっていませんでした。
送金先も「イーサリアムは個人のウォレット」「ビットコインはBitLending」の二つだけ。
なので思い返しても違反になるようなことは心当たりがなかったので事実確認のため問い合わせてみることにしました。
問い合わせに対してのGMOコインの対応
GMOコインに問い合わせた内容は、まとめると以下の4つです。
- これまで使えたアドレスが消されて再登録もできない
- 違反になるようなことはしてないけどなぜですか
- 開示できる範囲で原因を教えてほしい
- 再登録するにはどうしたらいいか



もし知らないうちに違反をしていたらぼくが悪いので、すぐに改善しないといけないですからね。
数時間後すぐに返信がきて、内容がこちら↓


審査の基準や内容は公開すると悪用される恐れもあるので言えないのはわかるけど、知りたいのはそこじゃなくて”なぜ消されたのか” ”規約に抵触したならどの規約なのか”なんです・・・。
質問を変えて理由を教えて欲しいと問い合わせしてみるも、返ってくるのが全く同じ文章で、まるでコピペした定型文を送ってくるだけで埒があきませんでした。



おそらく対応してる人もマニュアル通りの対応なんだろうなと思い、これ以上は無理だと判断したので諦めました。
サポートセンターも日々いろんな問い合わせが来ているだろうし、こればっかりは対応してる人も悪くないので仕方ないですね。
削除されたアドレスは再登録できるのか
返信のメールには登録時にその都度審査をおこなっていると書かれていましたが、結論をお伝えすると「一度NG判定されたウォレットアドレスの再登録はムリ」だと思われます。
なぜならぼく自身、再登録しようと何度かトライしましたが全部ダメでした。
数日待って登録し直すとあっさり登録できました!





ブラックリスト的なものにでも入っているのか、登録申請したらすぐに弾かれて門前払いされます。
ただ今後、数日あるいは数ヶ月後の登録が再登録できるようになる可能性もあるかもしれないので、もう少し時間をあけてから試してみようと思います。
それでもまた削除されるリスクがある以上安心できないですけどね(泣)
個別で再審査は可能?
どうしても諦めきれなかったので問い合わせから「個別で審査はお願いできますか?」と相談してみたんですが、返ってきたのはこちら↓





いちいち1人ずつやってたらGMOコイン側も手間がかかるので
無理ですよね(汗)
別のアドレスも削除されてしまう?
これは十分その可能性ありますね。
ぼくもウォレットは他にも持っていますが、登録してもGMOコインの判断一つで削除されると思います。



よく聞くTwitterの誤BANのようなものだと、考えてもらえてばいいと思います
どれだけこちらが気をつけてやっていもて、審査するAIなり人なりが「これは黒」と判断したらそれまでです。
異議申し立てしても決定権は取引所側にあるので諦めるしかありません。
個人でも簡単にできる2つのリスク分散対策



それじゃ対策って何やればいいの?
今のところ個人でできる対策は次の2つになります。
- 複数の取引所とウォレットを持っておく
- 取引所に送金用の暗号資産(仮想通貨)は残さず常にすぐ移動させる
今回はたまたまイーサリアムを移動させたあとだったので、宛先を消されても被害はなかったけど、これがもし大きな額のイーサが残っていたとしたら・・・。
別ウォレットや取引所を経由させる方法もあるので大丈夫だとは思いますが、初心者からしたら複数の取引所やウォレット経由ってハードル高いし途中間違えないか不安ですよね(汗)
「ひとつの取引所に依存しないで、常に逃げ道は作っておくことが大切」
取引手数料や送金手数料が0円のところってGMOコインだけじゃないので、今回のように信用して使えなくなったら「あ、じゃここは使わず別のとこへ移ろう」って選択肢を用意しておくといいですね!



自分の資産は自分で守る!
常にこれを意識しておきましょう。
取引所はどこを開設しておくといいの?
それじゃ他にどこの取引所を開設しておくといいのかですが、送金手数料0円の取引所は次のようなところがあります。
この中からどれかというよりは、できれば全部開設しておくといざというとき対応しやすいです。
「どうしても選べない」という人はビットポイントとDMM Bitcoin を開設しておくといいでしょう。
取引所とウォレットは複数持って分散させよう
今回のできごとはぼくの身に起こってよかったと思っています。
というのもぼく自身、複数の取引所をもっていますしイーサも送金したあとだったので被害はほぼありませんでした。
それに記事ネタにもできたし、他のブロガーさんやユーザーへの注意喚起にもなったのでいい経験になりました!
今回はたまたまGMOコインで起こった出来事ですが、どの取引所でも起こりえることなのでリスクや資産は分散させてリスクヘッジするようにしましょう。
「取引所もひとつに依存せず、常に逃げ道はつくっておく」
これを意識しながら自己防衛していきましょう!
※重ねて言いますが、今回たまたまGMOコインで起こった出来事であって、アドレスの削除自体はどの取引所で起こってもおかしくないです。
GMOコインを否定する意図はありません。



暗号資産(仮想通貨)をとりまく環境は日々変わっていくので、身を守りつつ楽しんでいきましょう!
【9/12追記】送付時の審査で消されたらやばい?!
あれから数日経って「登録できるのかなぁ」と試しにやってるときに気づいたんですが



これ場合によってはイーサの移動ができなくなるなるのでは?!


どういうことかというと、GMOのメールには以下のような一文があります。
「登録時・送付時ならびに定期的な審査を行なっています。」
問題はこの”送付時”の部分ですが、今回のようにこれまで突然消されるパターンがあるなら以下のようなこともあり得るのでは?
送れていたから安心してイーサを取引所で買い、いつも通りに送金手続きを行なったとき突然送付時の審査で「NGだったので送れません」と言われる。



これを言い出したらキリがないのはわかるけど、今回の件から可能性は十分考えられますよね(汗)