【どうする?】もし旅先でバッテリーが上がってしまったら….。(対処法を解説)
「キーを切り忘れてバッテリーが上がってしまった」
「ライトONのまま気づかなくて放置してしまった」
「一人でツーリング(旅)してるときにバッテリー上がったらどうしよう」
「そもそもバッテリーって上がったらどうなるの?」
そんな悩みを持つあなたにオススメの記事となってます!
車やバイクに乗ってるとたまに耳にする
”バッテリーの上がり”
「聞いたことはあるけど、体験したことはない」
そんな方が多いと思います!
そこで今回は
- バッテリーが上がった時の症状
- 上がった時の対処法
についてまとめました!
この記事でわかること
- バッテリーが上がったときの症状
- 出先でバッテリーが上がった時の対処法
- モバイルジャンプスターターの使い方
バッテリー上がりとは?
「そもそもバッテリー上がりって何?どうなるの?」
というあなたのために軽く症状を紹介
メモ
〈バッテリー上がりとは〉
バッテリー内に蓄えられていた電気が少なくなって
エンジンがかからない状態のことを”バッテリーが上がった”と言います。
たまに駐車場とかでヘッドライトやウィンカーなど点灯してる車を見かけたことないですか?
あれをずっと放置してるとバッテリーが上がります。
バッテリーが上がった時の症状と原因
バッテリーが上がるとどうなるか
- エンジンがかからない
- ライトが点灯しない
- 電源ポートなどの電装品が使えない
単純に電気がないので電装系は全て動きません。
バッテリーが上がる原因として色々あるけど
- ライトの点灯させっぱで放置した
- バッテリーが古くなってた
- ずっと乗らずの放置して自然放電した
などが主に考えられます。
自然放電は雪が降る地方など乗れないシーズンが
長い地域で起こることがありますね!
対処法は?
家にいて他にバイクや車があればバッテリーが上がった方は交換まで
乗らないという選択肢もありますが
これが”ツーリング先”や”旅先”だったらどうするか
ましてや電波の入らない山奥だったら?
そういった状況が稀だけど、いつ何が起こるか
わからないので知識として対処法は知っておきましょう!
ポイント
〈対処法〉
- 仲間にリード車をしてもらってジャンプスタートする
- モバイルジャンプスターターを使う
- ロードサービスを呼んで対応する
- キックや押しがけで始動させる※
※押しがけができるのは”キャブ車”でFI車はできません。
FI=フューエルインジェクション
”上がったバッテリーは自然に回復しない”
むしろ放置すると返ってダメになります。
1.仲間にジャンプスタートしてもらう
もしあなたが仲間とツーリングしてるときにバッテリーをあげてしまった時は
仲間のバイクからジャンプケーブルを使ってエンジンをかけてもらうことができます。
ただ、この場合は”ジャンプケーブル”が必要になるので
お互い持ってない場合は下の2〜4で対応します。
2.モバイルジャンプスターターを使う
最近はモバイルバッテリーに”ジャンプ機能”がついてるものがあります。
一人の時や誰もジャンプケーブルを持ってない時はこれを使ってエンジンをかけます。
小型でカバンに入れて持ち運べるのでバイクで遠出する時は
ひとつ持っていくことをオススメ!
3.ロードサービスを呼んで対応してもらう
仲間もいない、ジャンプスターターも持ってない場合は
JAFや加入してる保険会社の”ロードサービス”を呼びましょう。
一般的には電話もしくはメールで呼ぶことができて
対応してもらえます。
いざという時に安心できるので
これを機に入ってる保険のロードサービスの有無を確認しておきましょう。
4.キックや押しがけで始動させる
キックがついてるならキックで
キャブ車なら押しがけでエンジンをかけることができるので
ロードサービスも呼ばず、ジャンプする必要もないです!
ただ、押しがけは平坦で行うとかなり疲れるので
できれば下り坂で行うことをオススメします。
モバイルジャンプスターターの使い方
ここからは2つ
- モバイルジャンプスターターの使い方
- 押しがけの仕方
を紹介していきます!
よっぽどのことがない限りこの2つを知っておけば乗り切れます。
今回使うモバイルジャンプスターターは「Arteck 800A ジャンプスターター」
ツーリング先や旅先でバッテリーが上がったことを想定して
充電は別のモバイルバッテリー(Anker PowerCoreⅡ 20000)を使っていきます。
どちらも日本一周に持って行ったものなのでオススメバッテリーです。
Arteckについてはこっちは質感がちゃっちいので
こっちの方が質感はオススメ!
充電満タンにするまでかかった時間は約2時間弱
Ankerの方は7割ほど使用しました。
メモ
ジャンプスタートには50%以上の残量が必要になります。
充電ができたらバッテリーへ繋げます。
この時
- 赤いケーブル→(+)極へ
- 黒いケーブル→(−)極へ
繋ぎます。
ケーブルをつないで、ジャンプ側のバッテリーがONになってることを確認したら
バイクのエンジンをかけます。
エンジンがかかったらバイク側のバッテリーからケーブルを外して完了
注意ポイント
1回で始動しなかった場合は、
バッテリーからケーブルを外し10秒ほど間隔をあけてから再度ジャンプスタートさせます。
1回のジャンプスタートで4つあるインジケーターが2つ減ったので
半分ほど消費したことになりますね。
もし、充電用のモバイルバッテリーの残量が足りない時は
「コンビニやファミレス、ネカフェで充電する」
「ソーラーチャージャーを使って充電する」
などがあるけど、ソーラーチャージャーは
天気に左右されてしまうのと時間がかかるので
「近くのお店に入って充電する」ことをオススメします。
押しがけ(キャブ車の場合)
キャブ車の場合は押しがけができるので
ジャンプスタートしなくても乗り切れます。
押しがけする時は
- バイクにある荷物をおろしてできるだけ軽くする
- 下り坂があるなら活用する
この2つのポイントを覚えておきましょう!
あと仲間がいれば後ろから一緒に押して走ってもらうと楽です。
ポイント
〈押しがけの流れ〉
- ギアは3にする
- バイクを押して走る
- 速度が出たらクラッチを繋げる(半クラ程度に)
- エンジンがかかりかける
- かかりかけた瞬間にアクセルを回して回転をひろう
250くらいのバイクならまだいいけど
大型バイクのような大きくて重いバイクだとかなりきついです。
2つの方法を動画にまとめているので参考までに
押しがけは動画で見た方がイメージが掴みやすいですよ!
おわりに
ポイント
バッテリーが上がってもすぐにエンジンをかけて
充電すれば大丈夫ですが、あまり長い時間放置しまったら
新しいバッテリーへ交換しましょう。
バッテリーの上がりは”ちょっとした不注意”で起こるので
普段から気をつけることで防げます。
バッテリーの交換タイミングは
2〜3年を目安に行うのが一般的です。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
〈この記事内で紹介したもの一覧〉
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