【第2弾】日本1周中にやったバイトを紹介「スキー場リフトスタッフ」
- リゾートバイトの経験ないけど気になってる
- スキー場のバイトってキツくないか不安
- 変な人がいるって聞いて怖いから体験した声が聞きたい
リゾートバイトに興味がでてスキー場でやってみたいけど「英語が話せないから接客が不安」「何を持っていけばいいかわからない」「派遣会社はどこがいいの?」と不安になる方も多いと思います。
そこで今回は実際に1シーズンスキー場でリゾートバイトした経験から「スキー場のリゾバ」について紹介していきます!
本記事を読めば次のことがしっかりわかりますよ!
- スキー場リゾートバイトの仕事内容
- 1ヶ月の給料はどのくらい?
- 派遣会社はどこと選ぶといいの?
- 出会いはあるの?
正直スキー場のリゾバで出会いを期待する人もいると思うので、そこもぶっちゃけていきますね!
英語が話せなくてもスキー場のバイトはできる
まずはじめに「英語が話せないけどスキー場のバイトできるのか」にお答えすると、スキー場のリゾートバイトと言ってもたくさんの仕事があるので大丈夫です!
- リフトスタッフ(今回紹介する仕事)
- パトロール
- インストラクター
- チケットカウンター係り
- レンタルスタッフ
- 温泉・プールの受付
などなど。
仕事によって求められる語学能力や滑れる技術レベルなどが変わってくるけど、その中でもリフトスタッフは比較的優しめでスキー場バイト初めてでもできます。
逆に「チケットカウンター」「レンタル」「インストラクター」「パトロール」はがっつり会話しないといけないので、日常会話以上に話せないとそもそも仕事になりません。
英語話せないというならリフトスタッフが一番オススメですね。
リフトスタッフのお仕事
リフトスタッフのお仕事は主に、次のようなものになります。
- リフト周りの動線(柵やネット)の設置・片付け
- リフト(本体)の準備・片付け
- 乗り降り場の整備・案内
ざっくりといえば、利用する人が安全に使えるための準備・運用するお仕事ですね!
勤務時間
仕事は8:00〜17:00の9時間(休憩1時間)でナイター勤務があれば20:00まで
ちなみに休憩時間が1時間とあるけれどガッツリ1時間休憩をとるというわけじゃなく、ローテンションで30分の待機時間があるからそれが休憩扱いになるって感じでした。
トラブルが起きない限りはご飯を食べる時間もトイレに行く時間もあります。
とはいえ場所によって配属される人数が変わるし、忙しさも変わるので人気リフトによっては休憩という休憩は取れずご飯を食べつつ仕事することもあります。
とくに一番最初に乗るリフトや人気コース付近のリフトは、1日に数千人利用するので激務になっていました。
リフトのポジションごとの役割
リフトスタッフはいくつかのポジションがあり、そこを30分程度で入れ替わりつつ仕事をしていきます。
- 監視:各リフトや事務所との電話対応・チケットの不正がないか監視・非常停止時の放送など
- 乗降:お客さんが安全・スムーズに乗り降りできるように案内
- 待機:ご飯を食べたり、外の雪かき、休みつつも何かあればヘルプに入る
だいたいこの3つを各30分ごとで回していきます。
ちなみに小さいリフトだと2人でまわすこともあって、そういうときは監視をしながらご飯を食べるため休む暇がないです。
監視しながらご飯を食べるので「監視めし」ってスタッフの間で言われてましたね(笑)
リフトでよくあるトラブル
リフトってスキー初心者が乗るときほぼ必ずつまずくポイントになるので、小さなトラブルが多いです。
実際に体験したトラブルは、次のケースですね。
- 乗るときに座らずそのままリフトに押されて転ける
- 降りきれずに折り返してしまう
- 降りてすぐ転けるorネットに突っ込む
やっぱり慣れないとパニックになっちゃって予想外の行動することがあって、スタッフ側から見て怖かったのは「降りる位置で降りれず、地面との距離がある場所で飛び降りる」のパターンです。
え、いくらパニックになってもさすがにやらないでしょ?!
って思うかもしれないけど、実際に何人もこれをやる人がいるんです!
スタッフが大声で声をかけても本人はパニックで聞こえてないので降りようとちゃうんですよね・・・。
利用者が外国人だった場合はなおさら日本語は通じないのでいきなり飛び降りることはよくありました。
なので、少しでも「あ、この人降りる時危ないな」と感じたら減速したり、最悪緊急停止して下ろします。
たまに他の方から「ここのリフトは減速・停止しすぎジャない?」って言われることもあるけど怪我されるよりは全然マシです。
スキー場バイトは滑れないといけないのか
これは「滑れなくても働けます」
実際、同じリフトスタッフでもぼくを含め滑れない人もたくさんいました。
ただリフトでも山頂に近い場所やパトロールのように滑れないといけないところもあるので、職種や配属される場所によって変わることは覚えておきましょう。
リフトの配属には最初の説明会のときに「あなたはスキー経験者ですか?」みたなアンケートがあるので、そこで正直に書きましょう。
たまに少し見栄を張って書いてしまったがために、上級者コースのリフトに配属されて怪我して下山したなんてこともありました。
下手に見栄を張らず「滑れない」「少しだけ滑れる」と書きましょう!
働く時の服装について
働く時の服装は「支給されたスキーウェア」を着用しますが、インナーなどは自分で用意する必要があるので、事前に買って用意しておきましょう。
参考までに実際に使っては服装や小物は以下の通り
- 厚手のニット帽子
- バラクラバ(ホームセンターで500円くらいのもの)
- インナー上下(ヒートテックの極暖)
- 手袋(セカンドストリートで売ってたスキー用のもの)
- 靴下(モンベルの厚手のもの)
- スノーブーツ(ソレル)
- サングラス(ドンキに売ってた1,000円くらい)
特に晴れた日は雪に反射した太陽光が眩しいのでサングラス(偏光レンズ)は必須!
さらにバラクラバがあると耳や口を覆えるので1枚持ってるととても便利です。
雪山ではサングラスがないと強烈な太陽光で雪目になることがあるらしく、対策にサングラスは1本持っておきましょう!
雪目とは、 スキー場や海水浴場で強い太陽光を浴びたり、電気溶接を行ったことによって、目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷つく病気です。強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」、「目がゴロゴロする」、「涙が出る」、「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。
千手製薬株式会社より
1ヶ月の給料
リフトスタッフの時給は900〜970円くらいなので、1ヶ月16〜20万円いかないくらいになります。
ただし同じ仕事でも派遣会社によって時給が変わるのでリゾートバイトをするときは、複数の派遣会社へ登録し1番給料のいいところを選びましょう!
給料はモチベーションに直結するので、「滑れればいいや」と思わず、高いところを選んだ方がいいです!
寮について(1ヶ月の寮費や設備)
1ヶ月の寮費
まず寮費についてですが、これも契約元によって若干条件が変わってきます。
ぼくの場合を例に挙げると
- 個室で8,000円/月(2人部屋なら半額の4000円/月)
- 寝具をレンタルするなら追加で1,600円程/月
カップルで来た人用にカップル部屋なんてのもありましたが、こちらはいくらなのかは分かりません。
寮の設備について
個室に設置されてる設備は以下の通り
- テレビ
- 机、イス
- ベット(寝具は各自用意か有料レンタル)
- 冷蔵庫(ある部屋ない部屋があった)
- 暖房
- クローゼット(部屋によって形が若干変わる)
共同設備は以下の通り
- トイレ
- お風呂
- 電子レンジ(エントランスに一つだけ)
- ポット(エントランスに3つくらい)
- ドライヤー(弱いので自分で買った方がいいレベル)
- 洗濯機(乾燥機はなし)
- Wi-Fi
となっています。
とはいえ、ホテルおん温泉が使えるならそっちの方が設備は良いのでいつもそっちを使っていました!
部屋に用意しておくといいもの
共同の設備で「ケトル」や「電子レンジ」があるとはいえ誰かが使っていると待つことのなるので、できれば一人用のケトルや炊飯器があるとかなり便利です。
中でもスキー場リゾートバイトで最優先で用意したいのが「加湿器」ですね!
冬ということもあって部屋の中がすごい乾燥します。
そのこともあって寝てる間に喉をやられる人が多くいたので、リサイクルショップなどで、加湿器を一台買って部屋に設置しておくだけで変わるのでオススメ!
リサイクルショップを使えば安く手に入るので、休みの日で何件か回ってみるといいですよ!
リゾバでの食費について
住み込みのリゾートバイトで気になるのが「食事」で、節約するうえでもバイトを楽しむうえでも食事は大きく影響するので要チェックです。
寮のご飯+仕事で頼めるお弁当を合わせても1日あたり1,000円もいきません。
- 朝食:230円
- 昼食:300円
- 夜食:380円
そもそもが安いので下手に自炊をすると逆に出費が増えることも・・・。
あとはナイター業務で小腹が空いたとき用のご飯だったり、寮の部屋で食べるお菓子や飲み物を合わせても1ヶ月3万円くらいになります。
休みの日に街に降りて外食などをしてるとどんどん食費が増えていくのでお金を貯めたいなら、外食やお菓子は控えた方がいいですね。
リゾートバイトにはどんな人たちが来るのか
仕事をする上でどんな人たちが来るのかって重要なことですが、こればっかりは行ってみないとわからないのもなのでここでは私の体験をもとに紹介します。
- 初めての人
- リピーター
- 海外の人
なかなかクセの強い人たちが集まっていましたが、それでも基本は面白い人たちばかりなのでリゾバは楽しいですよ!
※中には関わるとろくなことがない人がいるのも事実
もし面倒な人に目をつけられたら
それでも万が一面倒な人に目をつけられて嫌なことをされるようなら、上の人間へ伝えてリフトを変えてもらうなど対策をお願いしてください。
それでも対応しないようならさっさと辞めて他のスキー場へ移動するなりしましょう!
嫌な思いしてまで続けるほどの仕事じゃないので、こだわりがなければさっさとやめて次を探した方が消耗せずにすみますよ。
実際にぼくがいたスキー場であったの事例が、次のケースですね。
- 「自分ルール」を勝手に作って周りに押し付けたり
- 自分の気に入らない人に対してネチネチ嫌みを言ったり
- 根も葉もない噂を流して貶めてきたりする
いろんな人が集まるのでどうしても性格の合う合わないが出てくるので仕方ないんですが、もうちょっとこう「うまくやっていけないのか」と思うことは多々ありました。
特に男女のもつれからくる厄介ごとは「他所でやれよ」と言いたくなりますね(笑)
スキー場バイトで出会いはあるのか
「スキー場バイトで出会いはあるのか」は気になるポイントですよね!
行動次第でチャンスは十分にあります。
実際カップルで来ているリピーターの方はこのリゾートバイトで出会って付き合い始めたと言っていましたし、スタッフ同士で付き合い始める人たちもちらほらいました。
同じように告白して散っていった人たちも・・・。
海外からくる人たちもたくさんいるので、英語が話せるとチャンスは増えると思います!
なんにせよ行動していかないと出会いはあってもそのチャンスを掴めないので、本気で出会いが欲しいならガンガン行動していくことですね!
リゾバでお金を貯める方法
もしあなたが「貯金目的」でリゾートバイトへ行くなら出費を出入る限り抑えていかないと、バイトを終えたとき手元にほとんど残ってないなんてことになってしまいます。
節約する具体的な方法として
- 時給の高い派遣会社を選ぶ
- お菓子など余計なものを買わない
- 休みの日必要な買い出し以外で街へ降りない
- 外食は控える
特に休みの日に街へ降りると無駄な出費をしてしまいがちなので控えた方がいいです。
あとはナイターは通常勤務に+2時間半くらいの残業手当になるので、少しでも稼ぎたい場合は入れる分限界まで入っておきましょう!
リゾートバイトを始めるには
- 派遣会社へ登録
- 気になったリゾートバイトへ応募
- 契約や自給に問題がなければそのまま契約
同じ仕事であっても派遣会社によって時給や待遇が大きく変わるので
複数の会社を調べて条件を合うところを探してください。
まとめ
リゾートバイトは働きながら観光や普段できない体験をすることができるし、住み込みになるので日本一周中の問題点になる「宿の確保」が解決できるのでおすすめのバイトの一つです。
旅中に東北や北海道で越冬したいという場合は選択肢の一つとして検討してみてください!