【体験談】JUDIA認定ドローンスクール体験会の費用や内容を紹介

はいさい!かきぴーです。
今回は先日行ってきた「ドローンスクール体験会」のレポートになります。
- 購入前にドローンに触れてみたい
- いきなりスクールは無理だから体験会が気になってる
- ドローンを飛ばしてみたいけどどうしたらいいかわからない
- ドローンについてまずは知りたい
そんな「ドローンスクール」について気になる方の悩みが少しでも解決できればと思います。
今回は体験会の内容が主なので、ざっくりと話していますが踏み込んだ解説はしていません。
※今回紹介するのは「Dアカデミー沖縄 那覇校」の情報です。
※場所によっては時間帯や内容が異なることもあるので、詳しくは住んでいる場所の公式HPで確認してください。
はじめに
近年大きな注目を集めているドローン
これまで本格的なドローンで映像を撮るには10万円以上出さないと厳しかったけれど、
DJIの「MAVIC MINI」の発表によって、
- 高性能・高画質
- 200g以下という従来の200g以上のドローンと比べて法規制が薄い
- 6万円以下
ドローンを始めるハードルは下がったと思います。
しかしその反面、ドローンを取り巻く法律等をよく知らないまま「飛行禁止区域」で飛ばして逮捕される事例も増えています。(僕の地元でも捕まったというニュースが流れたことがありました)
2019年ドローン摘発数(警視庁発表)
ドローン摘発数:111件(前年比29件増)
摘発人数:115人(外国人51人)
- 記念撮影:51件
- 操縦の練習:34件
- 業務:7件
- SNSでの公開:6件
中には趣味や好奇心等でドローンを飛ばし、摘発された件もあるそうです。
防止の指導だけで済めばいいですが、“知らなかった“では通用しないのでドローンを飛ばすときは本当に気をつけたほうがいいです。
ドローンスクール体験会の基本情報
スクール体験会はその名の通りスクールで行うことの”一部”を体験するもので
フライトさせる機会がない方、とにかくドローンを「知りたい、はじめたい」方向け!
- 開催日:毎月第2・4金曜日
- 募集人数:各日程8人まで(午前・午後の各部4人)
- 開催時間:10:00~12:00 / 13:00~15:00
- 講習内容:JUDIA講習の座学・実技の一部を体験
- 料金:5,000円(税別)
講習内容
体験会はあくまで“体験“なので、座学も実技もほんの一部しかやりません。
座学について
- ドローンに関わる法律の種類
- 航空法について
- 今後のライセンスについて
を本当に触るくらいです。1時間しかないので一つ一つ詳しく説明してる時間はなく、
「飛ばすにはこういった法律が関わってくるよ」
「ドローンに使用されているバッテリーの種類はこれで、危険なのはこれが理由だよ」
「今後はこうなる可能性があるよ」
というかじる程度の内容でした。
今回はドローンを持っていて飛ばした経験があるから話も早かったですが、ドローンについて全く触ったこともない場合は内容ももう少し変わるかもしれませんね。
実技について
- 簡単な操縦の説明
- 実際に飛ばしてみる
- GPS有/無の状態での機体制御
実技も1時間なので本格的な練習はしませんが、ドローンを飛ばしてみたい!という方はこの1時間だけでもかなり楽しめますよ。
個人だと業務で使われているような大型のドローンを飛ばす機会が少ないので、手ぶらで面倒な申請もなく自由に飛ばせるのはかなりオススメです。
実技に使用するのはDJI製の「Phantom Pro4」
他にも同じDJI製の「MAVIC MINI」も用意してくれるので体験させてもらえます。
僕が体験会に行ったときはDJI製だけでなく、Autel Rbotics社製の「EVO2」というドローンの操縦体験もさせてもらえました。
Autel Robotics社 「EVO2」
Dアカデミー沖縄那覇校はskyduo社の「skydio2」もあるそうなので、興味があるなら体験会で実機を触らせてもらえるか前もって相談してみるといいでしょう!
ドローン映像をネットにアップするときの注意点
ドローンで撮影したらSNSやyoutube等にアップしたくなりますよね?
そこで気をつけないといけないのが
- 飛行禁止区域の映像じゃないか
- 各種法律に抵触していないか
などの点があります。
〈飛行禁止区域、制限される飛行方法〉
2021.01.現在では航空法で制限されるのは「200g以上のドローン」が対象でしたが、MAVIC MINIの登場によってこれが「100g以上のドローン」を今後規制対象にしようと日本政府が動きました。
- 免許(ライセンス)制度の導入
- 100g以上の機体は日本政府へ機体登録の義務化
- 無人航空機の規制対象を100g以上へ拡大
詳しくはこちらの動画でわかりやすく解説してくれいるのでこちらを参照するのがオススメです。
ネット上を見張ってる人がいる
これは聞いた話ですが、どうやらネット上にアップロードされた動画を見張ってる「よくない人」がいるようです。(※警察以外で)
そういったよくない人は、動画の粗を探しイチャモンをつけて追い回してきます。
例えば、ビーチの動画を撮影してそこに水着の女性が写っていたとします。
ここに目をつけられて訴えられた場合、ほぼ確実に負けるそうです。
そういった場面を探しては撮影者に詰め寄り金銭を要求してくる事案も発生しているとのこと
動画をアップするときはモザイクかけたりトリミングしたりする対策が必要になってきます。
ネット上はちょっとしたもので“炎上“することもあるので、ドローンに関わらず映像や画像をアップするときは本当に注意しないといけません!

万が一、こういった人に絡まれたら
弁護士などへ相談しましょう。
動画の収益化・写真の販売には免許が必要?!
YouTubeを開けばいろんなドローン映像がありますよね。
しかし、ドローン映像で収益化するには資格が必要になるって知ってました?
収益化に資格が必要になる映像それは「FPVドローン」など5GHz帯の電波を使った通信を伴う映像になります。
- 趣味で楽しむ→アマチュア無線技師4級以上の免許
- 業務→第3級陸上無線技師以上の免許
が必要になってきます。
※免許以外にも無線局の開局等の申請も必要になってきます。
アマチュア無線技士とは、金銭上の利益のためでなく、専ら個人的な趣味により行う自己訓練、通信及び技術研究のための無線通信です。そのため、アマチュア無線を使用したドローンを利益を目的とした仕事など業務に利用することはできません。
つまり、「アマチュア無線を使ったドローンでお金を稼いだらだめ、あくまで趣味だけ」というわけです。
詳しい内容はここでは割愛しますが、
業務申請については「個人はNG」となり、「法人・個人事業主」じゃないと申請することができません。
Dアカデミー沖縄那覇校ではFPVの体験会(無料)も不定期で開催しているそうなので、SNSやHPをチェックしておくといいでしょう!
Dアカデミー沖縄那覇校の公式HPはこちら
まとめ
今回、初めてドローンスクール体験会に参加してみましたが感想としまして
行ってよかった
と感じています。
- わからないことをすぐに質問できる
- ドローン専門家に直接教えてもらえる
- 実際に複数のドローンを操縦できる
- 個人では使わないような産業ドローンも触れる
- 教科書には載ってないような生きた情報を聞ける
「ドローンに興味はあるけどちょっと金銭的に今は買えない」「一度操縦してみたい。けど周りに持ってる人いない」という方は体験会への参加をオススメします。
最初は上から撮るだけでもかなり楽しいです!
ただ運用には注意が必要なので前もって法律等の知識は勉強するようにしましょう!
この記事が少しでも役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます!
DJIドローンについて詳しく知りたい方はこちら「DJI

